フェールオーバー後の自動再配信(集信側)
集信中(データ転送中)にフェールオーバーが発生した場合、切り替わった待機系ノードで自動再配信します。
配信側HULFTに自動再配信(集信側)を行うように通知します。集信側がフェールオーバーした場合の自動再配信(集信側)の対象となるのは、終了同期機能(強制終了モード)で集信が異常終了した場合です。
= 備考 =
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フェールオーバー後の自動再配信(集信側)の対象となる集信側HULFTのエラーコードは、「591-000」です。
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フェールオーバーの自動再配信(集信側)に対応した配信側HULFTについては、「フェールオーバー後の自動再配信(集信側)の留意点」を参照してください。
2) 集信デーモンの強制終了
集信側HULFT(運用系ノード)は、集信中のプロセスを終了同期機能(強制終了モード)で終了させ、集信デーモンを終了させます。
3) 配信側への通知
集信側HULFTは、異常が発生して強制終了モードで処理が終了したことを配信側HULFTへ通知し、接続を切断します。
4) フェールオーバー
運用系ノードから待機系ノードへ処理が引き継がれます。
5) 集信デーモンの起動
切り替わったノードで、起動同期機能によって集信デーモンが起動します。
配信側HULFTは、システム動作環境設定のソケット接続リトライ待ち時間(retrytime)で設定した時間が経過後、集信側HULFT(待機系ノード)へ接続し、ファイル転送(自動再配信(集信側))を行います。