起動関連設定
- ワークファイル作成パス(tmpdir)
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HULFTが一時的に作成するファイルを置くパスを指定します。
HULFTは、集信データを一時的に加工してワークファイルを作成する場合があります。したがって、このパーティションの未使用エリアが十分とられていることを確認し設定してください。
200バイト以内の英数字で指定します。
- 配信デーモン通信方法(sddrequestmethod)
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配信デーモンが要求を受け付けるときに通常のソケットを使用するか、UNIXドメインソケットを使用するかを指定します。
- S
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: 通常のソケット
- U
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: UNIXドメインソケット
注意UNIXドメインソケットを使用すると、配信デーモンのリモート生存監視は行えません。
- 配信要求受付ポートNo. (sddport)
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配信デーモンが要求を受けるためのポート番号を指定します。
このポート番号は、オペレーティングシステムが予約しているポート番号や他のHULFTのデーモンが使用するポート番号と重複しないように注意してください。
注意OSがエフェメラルポート(短命なポート)に設定している範囲のポート番号は設定しないでください。
- 集信ポートNo.(rcvport)
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集信デーモンが他ホストからのデータ送信を待ち受けるためのポート番号を指定します。
このポート番号は、オペレーティングシステムが予約しているポート番号や他のHULFTのデーモンが使用するポート番号と重複しないように注意してください。
注意OSがエフェメラルポート(短命なポート)に設定している範囲のポート番号は設定しないでください。
- 要求受付ポートNo.(obsport)
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要求受付デーモンが他ホストからの要求を受け付けるためのポート番号を指定します。
このポート番号は、オペレーティングシステムが予約しているポート番号や他のHULFTのデーモンが使用するポート番号と重複しないように注意してください。
注意OSがエフェメラルポート(短命なポート)に設定している範囲のポート番号は設定しないでください。
- 配信プロセスの多重度(sndpsnum)
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配信デーモンから同時に起動される配信プロセスの最大値を指定します。
配信処理では、同時に配信する数が多いほど、システムや回線の負荷が大きくなります。
現在使用しているシステムの状態に合わせて適切な値に設定してください。
- 集信プロセスの多重度(rcvpsnum)
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同時に起動する集信プロセスの最大数を指定します。
設定した値を超える集信は受け付けません。
“0”を指定すると無制限扱いとなります。
現在使用しているシステムの状態に合わせて適切な値に設定してください。
- pidファイル作成パス(piddir)
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配信デーモン起動時に作成する、配信デーモンpidファイルの作成ディレクトリを指定します。
200バイト以内の英数字で指定します。