転送設定の自動最適化

ファイルの転送速度に関する設定値を自動で最適化できます。ファイル転送に関する設定値を最適化することにより、最適な転送速度で転送できます。

 

ファイルの転送速度に関する設定値を自動で最適化するには、以下の項目を“0(初期値)”に設定します。

  • 配信管理情報の転送ブロック長(BLOCKLEN)

  • 配信管理情報の転送ブロック数(BLOCKCNT)

 

転送設定の自動最適化の設定を行うと、転送を開始するときに、最適な転送単位を算出します。

最適な転送単位は以下を満たす最大値です。

  • (MSS×2)の倍数

  • 転送単位の上限値以下

MSSとは最大セグメントサイズです。通信するネットワークによって値が異なり、配信時に、配信システムがOSから値を取得します。取得に失敗した場合は配信エラーとなります。

注意

転送設定の自動最適化は、配信側ホストにHULFT8以降が導入されている場合に使用できます。