集信多重度

集信システムでは、システム全体で同時に集信を行う数を指定することができます。これを「集信多重度」と呼びます。

集信多重度は、システム動作環境設定の集信プロセスの多重度で指定します。

集信システムは、1ファイルを集信するごとに1プロセスを起動します。集信多重度を設定することにより、無制限にプロセスを起動する(システムリソースを消費する)ことを防ぎます。

集信システムは、集信多重度を超えて配信からの接続を受け付けた場合は、集信多重度エラーとして配信との接続を切断します。

= 備考 =

配信システムは、集信多重度エラーが通知された場合、自動的に再接続できます。

システム動作環境設定の集信多重度オーバーリトライ(rcvover_rty)で指定できます。再接続のリトライ回数と待ち時間は、システム動作環境設定のソケット接続リトライ回数(retrycnt)ソケット接続リトライ待ち時間(retrytime)で指定された値を使用します。

詳細は、「システム動作環境の設定について」を参照してください。