HULFT Script for Windowsの新規インストール

HULFT Scriptには、以下のインストーラがあります。各プラットフォームに対応したインストーラを使用してください。

表2.4 各プラットフォームに対応したインストーラ

プラットフォーム

インストーラ (*1)

Windows

64ビット

HSvlrm_WIN_X64.exe

32ビット

HSvlrm_WIN_X86.exe

*1

:

インストーラの命名規約は以下のとおりです。

v:バージョンの数字

l:レベルの数字

r:リビジョンの数字

m:マイナーリビジョンの英大文字(マイナーリビジョンが存在しない場合は省略)

Windows 64ビットの場合について、ファイル名の例を以下に示します。

例)

HULFT Script for Windows Ver.8.5.2の場合 :HS852_WIN_X64.exe

HULFT Script for Windows Ver.8.5.1Aの場合 :HS851A_WIN_X64.exe

注意
  • インストール先のフォルダ名に、2バイト文字を使用することはできません。

  • HULFT Scriptのインストールは、Administrators権限をもつユーザで実施してください。

    Administrators権限をもたないユーザでインストールした場合、以下のような現象が発生します。

    • Windowsのプログラムと機能にアプリケーションとして登録されません。

    • Windowsサービスの登録を行った場合、Windowsサービスの一覧にHULFT Scriptのサービスが表示されません。

  • HULFT Scriptを一般ユーザで起動して運用する場合、HULFT Scriptをインストールしたフォルダ配下のすべてのフォルダに対し、アクセス権限を付与してください。

  • インストーラの各ダイアログにおいて、入力フィールドを横にスクロールすることはできません。

HULFT Scriptのインストール手順は、以下のとおりです。

1. インストーラの起動

HULFT Scriptのインストーラを起動します。

インストーラのスタートアップ画面が表示されます。

2. スタートアップ画面

HULFT Scriptの動作言語、およびインストーラで表示される言語を選択し、OKボタンをクリックします。

インストールの開始ダイアログが表示されます。

3. インストールの開始

次へボタンをクリックします。

管理者パスワードの設定ダイアログが表示されます。

4. 管理者パスワードの設定

管理者のパスワードを入力し、次へボタンをクリックします。Windowsサービスの登録ダイアログが表示されます。

= 備考 =
  • パスワードの入力を省略した場合、“password”が設定されます。

  • 管理者パスワードはHULFT Script Studioのコントロールパネルユーザアカウントから変更できます。

  • HULFT Scriptの管理者(ユーザ)は、フルコントロールのアクセス権限をもつ“root”の1ユーザのみです。アカウントはHULFTのアカウントとは別のアカウントです。

5. Windowsサービスの登録

HULFT ScriptをWindowsサービスに登録するかどうかを選択します。HULFT ScriptをWindowsサービスに登録する場合は、サービス名を入力します。次へボタンをクリックします。接続情報の設定ダイアログが表示されます。

注意
  • サーバをWindowsサービスに登録をクリックしても、サービス名を省略した場合、Windowsサービスに登録されません。

  • サービス名に2バイト文字を使用することはできません。

6. 接続情報の設定

HULFT Script Serverが動作するマシンのホスト名またはIPアドレス、およびHULFT Script Serverとの通信で使用するポート番号を入力し、次へボタンをクリックします。HULFT Scriptインストール先の設定ダイアログが表示されます。

= 備考 =

ホスト名/IPアドレスの入力を省略した場合、“localhost”が設定されます。

ポート番号の入力を省略した場合、“7700”が設定されます。

7. HULFT Scriptインストール先の設定

HULFT Scriptのインストール先を設定します。インストール先の初期値は以下です。

C:\HULFT Family\HULFT8 Script

= 備考 =

別のフォルダにインストールする場合は、選択ボタンをクリックしてフォルダの参照ダイアログを起動し、目的のフォルダを選択します。別のフォルダを選択した後でも、デフォルトのフォルダに復元するボタンをクリックすると初期値のフォルダに戻ります。

HULFT Scriptのインストール先のパスを設定したら、次へボタンをクリックします。

HULFTインストール先の選択ダイアログが表示されます。

注意
  • インストールフォルダ名に2バイト文字を使用することはできません。

  • インストールフォルダ名に“%”を使用することはできません。

  • 指定したインストール先フォルダにHULFT Scriptが存在する場合、警告ダイアログが表示されます。すでに存在するHULFT Scriptへの上書きは絶対に行わないでください。

  • HULFT Scriptのインストール後、インストールフォルダ名を変更することはできません。

8. HULFTインストール先の選択

HULFTのインストール先のフォルダと、HULFTのシステムファイルが存在するHULPATHディレクトリを入力します。

初期値は以下のとおりです。

インストール先ディレクトリ
C:\HULFT Family\hulft8\bin
HULPATHディレクトリ
C:\HULFT Family\hulft8\etc
= 備考 =

HULFTが別のフォルダにインストールされている場合は、選択ボタンをクリックしてフォルダの参照ダイアログを起動し、別のフォルダを選択します。別のフォルダを選択した後でも、デフォルトに復元ボタンをクリックすると初期値のフォルダに戻ります。

HULFTのインストール先のフォルダと、HULPATHディレクトリを入力したら、次へボタンをクリックします。

ヒープサイズの設定ダイアログが表示されます。

9. ヒープサイズの設定

HULFT Scriptのメモリ領域のサイズを指定します。メガバイトは“m”または“M”で指定します。ギガバイトは“g”または“G”で指定します。

入力を省略すると、以下の値が設定されます。

表2.5 HULFT Scriptのメモリ領域のサイズ(バイト)

プラットフォーム

初期値

最大値

Windows

64ビット

1G

2G

32ビット

256M

512M

HULFT Scriptのメモリ領域のサイズを指定したら、次へボタンをクリックします。インストールの要約ダイアログが表示されます。

10. インストールの要約

インストールの要約内容を確認します。問題がなければインストールボタンをクリックします。

HULFT Script Option for Windowsのインストール」ダイアログが表示されます。

11. HULFT Scriptのインストール

HULFT Scriptがインストールされます。

インストールが正常に終了すると、インストールの完了ダイアログが表示されます。

12. インストールの完了

完了ボタンをクリックするとインストールが完了します。