MySQLを使用する場合

(1) 対象データベース

リポジトリDBとして使用できるデータベースは、以下となります。

  • MySQL

(2) リポジトリDBに必要な情報

対象データベースに記載したデータベースをリポジトリDBとして使用する場合、以下の情報が必要となります。

  • 対象データベースがインストールされている環境の「ホスト名」または「IPアドレス」

  • サービスを提供しているポート番号(デフォルト値:3306)

  • データベース名

  • サポートするJDBCドライバへのパス

    サポートするJDBCドライバは、以下のURLの弊社ホームページから、HULFT Scriptの動作環境を参照してください。

    URL: http://www.hulft.com/

(3) ユーザの設定

以下の手順でデータベースの設定を行い、外部から接続できることを確認してください。

1. データベースに新規のユーザを追加

2. 手順1. で追加したユーザにDBAのロールを設定

3. データベースに以下の値を設定

項目名

設定値

lower_case_table_names

1

character-set-server

utf8

手順1. で追加したユーザを使用して「(4) リポジトリDBの設定」を行ってください。

注意
  • データベースのトランザクション分離レベルはREAD-COMMITTEDに指定する必要があります。

  • HULFT ScriptがリポジトリDBと大きなデータを通信する場合(※)は、データベースのmax_allowed_packetに大きな値を設定する必要があります。

    ※:たとえば以下の操作が該当します。

    • アイコンの多いプロジェクトの作成

    • サイズの大きなファイルのアップロード

(4) リポジトリDBの設定

HULFT Scriptのインストール後、HULFT Script StudioのコントロールパネルリポジトリDB管理で、リポジトリDBの設定行います。

リポジトリDB管理に設定する内容は、以下のとおりです。

表B.2 リポジトリDB管理の設定内容(MySQL)

項目名

設定内容

DBMS

MySQL

JDBCドライバのパス

「(2) リポジトリDBに必要な情報」で確認した「サポートするJDBCドライバへのパス」

URL

リポジトリDBのURL

例:jdbc:mysql://<ホスト名>:<ポート番号>/<データベース名>

ユーザ

「(3) ユーザの設定」でデータベースに新規に追加した「ユーザ」

パスワード

「ユーザ」の設定で使用したパスワード