要求受付プログラムの終了方法
要求受付プログラムを終了させるには、コンソールからコマンドを投入します。
(1) 要求受付プログラムの終了
以下のいずれかのコマンドを投入します。
F 要求受付プログラムのジョブ名,{HALT[,NORMAL]|HALT,QUICK|ABEND}
- HALT[,NORMAL]
-
同期終了
要求受付のサービスがすべて終了してから要求受付プログラムを終了させます。
- HALT,QUICK
-
非同期終了
要求受付のサービスが実行中でも要求受付プログラムを強制終了させます。
- ABEND
-
アベンド
要求受付プログラムを強制終了させます。要求受付プログラムを経由して実行されている処理は、すべて異常終了となります。
P 要求受付プログラムのジョブ名[{,NORMAL|,QUICK|,ABEND}]
- NORMAL
-
同期終了
要求受付のサービスがすべて終了してから要求受付プログラムを終了させます。
- QUICK
-
非同期終了
要求受付のサービスが実行中でも要求受付プログラムを強制終了させます。
- ABEND
-
アベンド
要求受付プログラムを強制終了させます。要求受付プログラムを経由して実行されている処理は、すべて異常終了となります。
省略すると「NORMAL」が指定されたことになります。
同期転送の送信要求を行っている場合は、必ずMODIFYコマンドで終了させてください。同期転送の送信要求に対してSTOPコマンドを投入した場合、要求受付プログラムは次の要求を受け付けることができなくなります。また、要求受付プログラムを終了させることもできなくなります。
なお、要求受付プログラムを終了できなくなった場合は、要求受付キャンセルコマンド(CANCEL)で要求受付プログラムを強制終了させてください。
STOPコマンド投入後にはMODIFYコマンドが投入できなくなり、要求受付プログラムの強制終了や、要求受付状態表示コマンド(STATUS)での状況確認ができなくなります。そのため、要求受付プログラムを終了させる場合には、MODIFYコマンドを使用することをお勧めします。