要求受付キャンセルコマンド

要求受付処理をキャンセルできます。

(1) 要求受付キャンセルコマンド

F  要求受付プログラムのジョブ名,CANCEL,S=service[,H=hostname]
                                   [,{FORCE|CLEAN|ABSTP}]

S=service

要求受付処理をキャンセルしたい要求受付中のサービス名(省略不可)

H=hostname

要求受付中の相手ホスト名(省略可)

省略した場合は該当するサービス名すべての要求受付をキャンセルします。

FORCE|CLEAN|ABSTP

接続中の要求受付処理のキャンセル方法(省略可)

FORCE

: 要求受付処理を強制的にキャンセルします。

CLEAN

: コネクションのみの接続を強制的にキャンセルします。

コネクションのみの接続とは、コンソールから要求受付状況表示コマンドを投入したとき、サービス名に「?」が、ホスト名にIPアドレスが表示される状態のことです。

ABSTP

: サービスタスクを強制的に終了します。

強制的にキャンセルした場合、相手ホストにキャンセルしたことを通知しません。

省略すると、相手ホストにキャンセルしたことを通知します。

(2) 表示例

旧来型メッセージ

XRA0037 CANCEL COMMAND ACCEPTED       
XRA0038 S=HULADMIN,H=WINFST IS CANCEL 

拡張型メッセージ

XRA0037 CANCEL COMMAND ACCEPTED           
XRA8038 CANCEL S=HULADMIN,H=WINHST        

旧来型メッセージ、および拡張型メッセージの詳細は、「アドミニストレーション マニュアル」コンソールメッセージ出力選択(CNSSELECT)についての記載を参照してください。

<要求受付状態の説明>

S=XXXXXXXX

要求受付中のサービス名

H=XXXXXXXX...XXX

要求受付中の相手ホスト名(50バイト以内)