【公式】簡易転送のメッセージ

HUL1000I: HULSNDGO(HULS) START

内容）: 簡易転送配信要求コマンドを開始します。

HUL1001I: SEND FILE SUCCESSFUL ENDED, CHECK SEND LOG, FID=_INSTANT_TRANSFER_

内容）: 配信要求コマンドを発行しました。
対処）: 配信履歴、配信側コンソールを確認してください（FILEID=_INSTANT_TRANSFER_）

HUL1002E: SEND FILE FAILED

内容）: 配信要求コマンドの発行に失敗しました。

HUL1003I: SENDING FILE ENDED RC=code

code: : 完了コード(「表2.16 完了コード一覧」参照)

内容）: 配信処理に成功しました。

表2.16 完了コード一覧
完了コード	メッセージ
0	全ホストに対して転送が正常終了しました。または、いくつかのホストがキャンセルされました。(*1)
4	いくつかのホストに対して転送が異常終了しました。
8	全ホストに対して転送が異常終了しました。
78	全ホストがキャンセルされました。
79	いくつかのホストがキャンセルされました。(*1)
9999	配信待ちがキャンセルされました。

*1

:

システム動作環境設定の「同期転送時のキャンセルの扱い」(SCANMODE)が「N」の場合は「0」に、「A」の場合は「79」になります。

HUL1004E: SENDING SIDE ERROR, CHECK SEND LOG, FID=_INSTANT_TRANSFER_

内容）

配信側でエラーが発生しました。

対処）

配信履歴、配信側コンソールを確認してください。

（FILEID=_INSTANT_TRANSFER_）

HUL1005E: RECEIVING SIDE ERROR, CHECK RECEIVE LOG, FID=_INSTANT_TRANSFER_

内容）

集信側でエラーが発生しました。

対処）

集信履歴、集信側コンソールを確認してください。

（FILEID=_INSTANT_TRANSFER_）

HUL1006E: SYNC FAILED, CHECK SEND/RECEIVE LOG FID=_INSTANT_TRANSFER_

内容）

転送でエラーが発生しました。

対処）

配信側／集信側の履歴／コンソールを確認してください。

（FILEID=_INSTANT_TRANSFER_）

HUL1007I: SYNC TRASFERRING IN PROGRESS

内容）: 同期転送中です。

HUL1008E: SEND PROGRAM IS NOT RUN

内容）: 配信プログラムが起動していないため、同期転送できないので、コマンドを終了します。
対処）: 配信プログラムを起動し、再度コマンドを実行してください。

HUL1009E: XRQUE OPEN FAILED RC=code-fdbk

code: : 完了コード(「ファイルアクセスエラーコード一覧」参照)
fdbk: : VSAMマクロの詳細コード(｢VSAMマクロ命令文法書｣参照)

内容）: 配信制御ファイルのOPENに失敗しました。
対処）: 詳細コードを調べ対処を行ってください。

HUL1010E: XRQUE PUT FAILED RC=code-fdbk

code: : 完了コード(「ファイルアクセスエラーコード一覧」参照)
fdbk: : VSAMマクロの詳細コード(｢VSAMマクロ命令文法書｣参照)

内容）: 配信制御ファイルの出力に失敗しました。
対処）: 詳細コードを調べ対処を行ってください。

HUL1011E: XRQUE NOT FOUND FILE=quefile

内容）: 配信制御ファイルが存在しません。
対処）: システム動作環境設定の「簡易転送コマンド発行用配信制御ファイル（INSTTRANSCMDQUE）」に正しい配信制御ファイルを指定しているか、確認してください。

HUL1012E: XRQUE FREE FAILED

内容）: 配信制御ファイルの解放に失敗しました。
対処）: HULSNDGOを利用するユーザをLOGOFF、またはOSのFREEコマンドにて配信制御ファイルを解放してください。

HUL1013E: COMMAND PARAM CHECK ERROR RC=code-fdbk

code: : コマンドパラメータチェックの完了コード
fdbk: : コマンドパラメータチェックの詳細コード

内容）: コマンドパラメータチェックでエラーが発生しました。
対処）: 「オペレーションマニュアル」のHULSNDGOの章を確認し、パラメータを正しく指定し、再度実行してください。

HUL1014E: MODIFY COMMAND ISSUE FAILED RC=rtncd

内容）: 配信要求のMODIFYコマンドの発行に失敗しました。
対処）: インターナルリーダのエラーを確認してください。また、問題が解決しない場合、技術サポート契約を締結していらっしゃるお客様は、技術サポートサービス窓口までお問い合わせください。

HUL1015E: SEND FILE DSORG ERROR, CHECK DSORG

内容）: 配信ファイルのデータセット編成が、HULFTがサポートしていないデータセット編成です。
対処）: 配信ファイルのデータセット編成を確認してください。

HUL1016E: SEND FILE RECFM ERROR, CHECK RECFM

内容）: 配信ファイルのデータセット形式が、HULFTがサポートしていないデータセット形式です。
対処）: 配信ファイルのデータセット形式を確認してください。

HUL1017E: SEND FILE NOT SUPPORTED : LRECL=0

内容）: 配信ファイルのレコード長が0バイトです。
対処）: 配信ファイルのレコード長を確認してください。

HUL1018E: SEND FILE NOT SUPPORTED : BLKSIZE=0

内容）: 配信ファイルのブロック長が0バイトです。
対処）: 配信ファイルのブロック長を確認してください。

HUL1019E: XRQUE ACCESS FAILED RC=code-fdbk

code: : 完了コード(「ファイルアクセスエラーコード一覧」参照)
fdbk: : VSAMマクロの詳細コード(｢VSAMマクロ命令文法書｣参照)

内容）: 配信制御ファイルの読み込みに失敗しました。
対処）: 詳細コードを調べ対処を行ってください。

HUL1020E: XRQUE DELETE ERROR RC=code-fdbk

code: : 完了コード(「ファイルアクセスエラーコード一覧」参照)
fdbk: : VSAMマクロの詳細コード(｢VSAMマクロ命令文法書｣参照)

内容）: 未配信レコードの削除に失敗しました。

HUL1022W: SEND FILE ATTRIBUTE GET FAILED RC=code

code: : 完了コード（表2.17 参照）

内容）: 配信ファイルの属性情報が取得できません。
対処）: 完了コードを調べ対処を行ってください。

表2.17 完了コード一覧
完了コード	エラーメッセージ
0001	OBTAINマクロで異常が発生しました。
0002	該当ボリュームにデータセットが存在しません。
0003	データセットがカタログ簿に存在しません。
その他	「システムプログラマの手引き(ジョブ管理編)」のDYNALLOCマクロのエラーコード参照。

HUL1023E: INSUFFICIENT STORAGE RC=code

内容）: メモリが足りません。
対処）: 利用可能なREGIONサイズを大きくして、再度実行してください。また、問題が解決しない場合、技術サポート契約を締結していらっしゃるお客様は、技術サポートサービス窓口までお問い合わせください。

HUL1026E: COMMAND PARAM ERROR. REENTER PARAM

内容）: 対話式コマンドにおいて、コマンドパラメータにエラーがありました。
対処）: 再度入力してください。

HUL1027E: TGET ERROR RC=code

code: : TGETの完了コード

内容）: 対話式コマンドにおいて、TGETマクロにエラーが発生しました。
対処）: 技術サポート契約を締結していらっしゃるお客様は、技術サポートサービス窓口までお問い合わせください。

HUL1029E: PO FILE MEMBER ERROR

内容）: 指定した配信ファイルは区分編成ファイルにメンバ名を指定していません。
対処）: 配信ファイルにメンバ名までを指定してください。

HUL1032I: HULSNDGO(HULS) ENDED RC=code

code: : HULSNDGOの完了コード

内容）: 簡易転送配信要求コマンドが終了しました。
対処）: 完了コードが0でない場合は出力されたエラーメッセージの内容に従って対処してください。

HUL1033E: INSTTRANSCMDQUE ALLOC ERROR RC=code-fdbk

code: : DYNALLOCの完了コード
fdbk: : DYNALLOCの詳細コード

内容）: システム動作環境設定に指定した「簡易転送コマンド発行用配信制御ファイル(INSTTRANSCMDQUE)」のアロケーションに失敗しました。
対処）: 完了コード、詳細コードを調べ、対処を行ってください。

HUL1034E: RCVLOC UTF-8 CONVERSION ERROR

内容）: RCVLOCパラメータのUTF-8への変換でエラーが発生しました。
対処）: 「オペレーションマニュアル」のHULSNDGOの章を確認し、RCVLOCパラメータに指定した内容を確認してください。また、問題が解決しない場合、技術サポート契約を締結していらっしゃるお客様は、技術サポートサービス窓口までお問い合わせください。

HUL1035E: RCVFILE UTF-8 CONVERSION ERROR

内容）: RCVFILEパラメータのUTF-8への変換でエラーが発生しました。
対処）: 「オペレーションマニュアル」のHULSNDGOの章を確認し、RCVFILEパラメータに指定した内容を確認してください。また、問題が解決しない場合、技術サポート契約を締結していらっしゃるお客様は、技術サポートサービス窓口までお問い合わせください。

HUL1036E: STRONG KEY MODE ERROR

内容）: 「高強度暗号強制モード（STRONGKEYMODE）」に有効（1）が指定されています。
対処）: 「高強度暗号強制モード（STRONGKEYMODE）」を無効（0）にし、再度実行してください。

HUL1037E: UNDEFINED PARAM ERROR PARAM=parameter

parameter: : エラーが発生したパラメータ

内容）: 存在しないパラメータが指定されました。
対処）: 対象のパラメータの内容を確認し、再度実行してください。

HUL1038E: DATASET NAME ERROR PARAM=parameter

parameter: : エラーが発生したパラメータ

内容）: MFのデータセット名規約にあっていません。
対処）: 対象のパラメータの内容を確認し、再度実行してください。

HUL1039E: INVALID SINGLE QUOTES

内容）: シングルクォーテーションの指定に誤りがあります。
対処）: コマンドパラメータの内容を確認し、再度実行してください。

HUL1040E: PARAM DUPLICATE ERROR PARAM=parameter

parameter: : エラーが発生したパラメータ

内容）: パラメータが重複しています。
対処）: 対象のパラメータの内容を確認し、再度実行してください。

HUL1041E: BRACKETS ERROR

内容）: 括弧の指定に誤りがあります。
対処）: コマンドパラメータの内容を確認し、再度実行してください。

HUL1042E: VALUE ERROR PARAM=parameter

parameter: : エラーが発生したパラメータ

内容）: 値に誤りがあります。
対処）: 対象のパラメータの内容を確認し、再度実行してください。

HUL1043E: NUMERIC ERROR PARAM=parameter

parameter: : エラーが発生したパラメータ

内容）: 数値以外が指定されています。
対処）: 対象のパラメータの内容を確認し、再度実行してください。

HUL1044E: REQUIRED PARAM MISSING PARAM=parameter

parameter: : エラーが発生したパラメータ

内容）: 必須パラメータが指定されていません。
対処）: 対象のパラメータの内容を確認し、再度実行してください。

HUL1045E: PLUS SIGN OF GDG IS NOT SUPPORTED

内容）: 世代管理ファイルの相対世代番号へのプラス記号の指定はサポートしていません。
対処）: 世代管理ファイルの相対世代番号へのプラス記号は付与せず、数字のみで指定してください。