操作ログバックアップファイルの作成

「操作ログの自動切り替え」または「操作ログの手動切り替え」を行う場合、システム動作環境設定のコマンド実行ログバックアップ出力先データセット名(OPLCMDBK)およびファイルアクセスログバックアップ出力先データセット名(OPLFILEBK)で指定したバックアップ出力先データセット(世代管理ファイル)を事前に作成しておく必要があります。

(1) バックアップ出力先データセットの作成

操作ログのバックアップをする場合には、あらかじめバックアップ出力先データセットを世代管理ファイルで定義しておく必要があります。世代管理ファイルを定義するJCL例を以下に示します。

【JCL例】

//GDGAMS   JOB  CLASS=A,MSGCLASS=B                                              
//STEP1    EXEC PGM=KQCAMS,REGION=2048K                                         
//SYSPRINT DD   SYSOUT=*                                                        
//SYSIN    DD   *                                                               
 DEFINE GDG(NAME(HULFT.OPLCMD.BKUP) LIMIT(5) SCR) -                             
  CATALOG(USERCAT)                                                              
 DEFINE GDG(NAME(HULFT.OPLFILE.BKUP) LIMIT(5) SCR) -                            
  CATALOG(USERCAT)                                                              
/*                                                                              
//                                                                              

パラメータ名

項目名

説明

NAME

HULFT.OPLFILE.BKUP

ファイルアクセスログバックアップ出力先データセット名

CATALOG

USERCAT

カタログ簿データセット名

NAME

HULFT.OPLCMD.BKUP

コマンド実行ログバックアップ出力先データセット名

世代管理ファイルについての詳細は、OSのマニュアルを参照してください。

= 備考 =
  • コマンド実行ログのみバックアップする場合、ファイルアクセスログバックアップ出力先データセットの世代管理ファイルを作成する必要はありません。

  • ファイルアクセスログのみバックアップする場合、コマンド実行ログバックアップ出力先データセットの世代管理ファイルを作成する必要はありません。