HULFT管理画面での要求の発行について
HULFTでは、HULFT管理画面で要求を発行する場合、配信プログラムおよび集信プログラムに対してMODIFYコマンドを発行するため、インターナルリーダにJESコマンド(\VSコマンド)を出力します。この処理を行うために、インターナルリーダにJESコマンド実行権限が必要となります。
権限が必要なHULFT管理画面の処理は以下のとおりです。
配信ファイル一覧画面および配信管理情報一覧画面
配信要求コマンド(I行コマンド)
転送状況一覧画面
配信キャンセルコマンド(C行コマンド)
集信キャンセルコマンド(C行コマンド)
再配信待ち状況一覧画面
再配信要求コマンド(R行コマンド)
JESコマンド実行権限の確認方法
JESの場合
JESの初期設定パラメータファイル(JESPARM)のINTRDRステートメントが、以下の設定になっていることを確認してください。
INTRDR AUTH=システム資格を有効にするコマンド資格番号
下線部の個所が、システム資格を有効にするコマンド資格番号(0,2,4,6)になっていることを確認してください。システム資格を有効にするコマンド資格番号になっていない場合、HULFT管理画面から要求を発行できません。詳細は、「運用手引書 JES編」を参照してください。
該当の要求を発行し、インターナルリーダにJESのコマンド実行権限がない場合は、HULFTが標準で提供している方法とは別の方法で、要求を発行できるようにする方法があります。詳細は、「ジョブ経由での要求の発行」を参照してください。