要求受付定義ファイル

HULFT導入時の要求受付定義ファイルの初期設定を、使用するシステムの環境にあわせて変更してください。

(1) ファイル名

HULFT導入時の要求受付定義ファイルのメンバ名は「HULAPT」です。要求受付定義ファイルは「HULFTパラメータライブラリ」に格納されています。

要求受付定義ファイルのファイル名は、任意に変更できます。

(2) DD名

要求受付定義ファイルは要求受付プログラム (XRACCPT)の起動JCLで指定します。要求受付定義ファイルをJCLで指定する際のDD名は「INDD」です。このDD名は変更できません。

(3) レコードレイアウト

1レコードに1サービスを記述します。

(4) 各項目の説明

要求受付定義ファイルの各項目の説明を以下に示します。

サービス名

定義するサービス名を記述します。

プログラム名

サービス名に対し、起動するサービスプログラムを記述します。

入力バッファサイズ

サービスを受け付けるための入力バッファサイズを記述します。

出力バッファサイズ

サービスを受け付けるための出力バッファサイズを記述します。

履歴の出力

該当するサービス名に関する履歴の出力有無を指定します。

指定なし

: 集配信履歴ファイルに履歴を出力する

N

: 集配信履歴ファイルに履歴を出力しない

(5) 設定例

SEND,XRTRNS,150,50
RESEND,XRRSND,150,50
HULJOB,XRHJOB,200,200
HULSNDRC,XRSNDRC2,210,8
HULRJOB,XRRJOB,300,300
HULADMIN,XRWINPC,70000,70000,N   

= 備考 =

定義カードの値は履歴の出力以外は変更を加えず、例のとおりに指定してください。