転送グループIDを使用した配信元ホストのチェック

指定された転送グループIDの中に登録されているホスト以外からのファイルを集信するかどうかのチェックを行い、登録されていないホストから配信された場合はエラーとすることができます。設定のパターンは以下の3通りです。

モード0

:

チェックしない。

モード1

:

集信管理情報に転送グループIDが設定されている場合はチェックを行い、設定されていない場合はチェックを行わない。

モード2

:

集信管理情報に転送グループIDが設定されている場合はチェックを行い、設定されていない場合はエラーとする。

(1) HULFT for Mainframeの設定方法

転送グループIDを使用した配信元ホストのチェックを行う設定は、システム動作環境設定ファイルに記述します。

システム動作環境設定ファイル

HULFT パラメータライブラリ(HULPRM)

記述方法

TGRPCHK=転送グループチェック(0,1,2)

初期値

0

: チェックしない

(2) HULFT for IBMiの設定方法

転送グループIDを使用した配信元ホストのチェックを行う設定は、HULFT管理画面にて行います。

設定方法

システム動作環境設定画面の転送グループチェック

初期値

0

: チェックしない

(3) HULFT for UNIX/LinuxまたはHULFT for NSKの設定方法

転送グループIDを使用した配信元ホストのチェックを行う設定は、HULFT管理画面またはシステム動作環境設定ファイルにて行います。

システム動作環境設定ファイル

HULPATH/hulenv.conf

設定方法

  • HULFT管理画面での設定

    システム動作環境設定の転送グループチェック

  • システム動作環境設定ファイルでの記述方法

    tgrpchk=転送グループチェック(0,1,2)

初期値

0

: チェックしない

(4) HULFT for Windowsの設定方法

転送グループIDを使用した配信元ホストのチェックを行う設定は、HULFT管理画面またはシステム動作環境設定ファイルにて行います。

システム動作環境設定ファイル

HULPATH\hulenv.cnf

設定方法

  • HULFT管理画面での設定

    システム動作環境設定の転送グループチェック

  • システム動作環境設定ファイルでの記述方法

    tgrpchk=転送グループチェック(0,1,2)

初期値

0

: チェックしない