ファイルオープンおよびロックに関係する設定

HULFTでは、配信ファイルまたは集信ファイルを扱う場合、オープンおよびロックに関する設定がいくつかあります。

配信ファイルに関しては配信側に、集信ファイルに関しては集信側に設定されている値を採用します。設定値の詳細は「システム動作環境の設定について」を参照してください。

HULFT for Mainframe

配信
配信管理情報に登録してある配信ファイルを使用する場合

システム動作環境設定ファイル

  • 配信ファイルのリトライ回数(タグ名:SNDRETRY)

  • 配信ファイルのリトライ間隔(タグ名:SNDRTIME)

配信プログラムJCL内のDD(FD)文で配信ファイルを指定する場合

配信要求時に配信ファイルのロックが解除されるまで待ち続けます。

集信

集信常駐プログラム(XRRCV)の起動JCL、XRSYSIN定義カード

  • RCV-FILE-WAIT=集信ファイル使用時の扱い

  • RCV-FILE-RETRY=集信ファイルのリトライ回数

  • RCV-FILE-RTIME=集信ファイルのリトライ間隔

HULFT for IBMi

配信

システム動作環境設定ファイル

  • 配信ファイルロックリトライ回数(タグ名:LOCKCNT)

  • 配信ファイルロック待ち時間(タグ名:LOCKTIME)

集信

システム動作環境設定ファイル

  • 集信ファイルロックリトライ回数(タグ名:RCVLOCKCNT)

  • 集信ファイルロック待ち時間(タグ名:RCVLOCKTIME)

  • システムファイルロックリトライ回数(タグ名:SYSLOCKCNT)

  • システムファイルロック待ち時間(タグ名:SYSLOCKTIME)

HULFT for UNIX/LinuxまたはHULFT for NSK

集信

システム動作環境設定ファイル

  • 集信オープンモード(タグ名:rcvfilewait)

HULFT for Windows

配信

システム動作環境設定ファイル

  • 配信ファイルロックリトライ回数(タグ名:lockcnt)

  • 配信ファイルロックリトライ間隔(タグ名:locktime)

集信

システム動作環境設定ファイル

  • 集信ファイルロック待機(タグ名:rcvfilelockwait)

  • 集信ファイルロックリトライ回数(タグ名:rretrycnt)

  • 集信ファイルロックリトライ間隔(タグ名:rretrytime)