ファイルトリガ情報(UNIX/Linux)
ファイルトリガ情報を登録します。
ファイルトリガ情報は「HULFT7 for UNIX/Linux-EX」を導入している場合に使用できます。
(1) 項目一覧
項目名 |
初期値 |
設定値 |
省略 |
備考 |
---|---|---|---|---|
トリガID |
|
英大文字数字 |
× |
8バイト以内 |
コメント |
|
文字 |
○ |
60バイト以内 |
ファイル名 |
|
文字 |
× |
200バイト以内 |
ジョブID |
|
英数字 |
× |
8バイト以内 |
作成監視 |
する |
(*1) |
× |
|
削除監視 |
する |
(*1) |
× |
|
変更監視 |
する |
(*1) |
× |
|
監視方法 |
タイムスタンプ |
(*1) |
× |
|
ファイル操作確認 |
する |
(*1) |
× |
|
ファイル操作確認待機 |
する |
(*1) |
× |
(*2) |
監視間隔 |
10 |
10~2678400 |
× |
単位:秒 |
実行有無 |
する |
(*1) |
× |
|
○ |
: |
省略可 |
× |
: |
省略不可 |
*1 |
: |
画面で選択 |
*2 |
: |
「ファイル操作確認」が“する”の場合のみ設定可能 |
(2) 各項目の説明
ファイルトリガ情報に設定する各項目について説明します。
- トリガID
-
監視するファイルを認識するためのID
- コメント
-
ファイルトリガ情報に対するコメント
- ファイル名
-
監視対象となるファイル
絶対パスで指定します。
ファイル名にアスタリスク(*)を使用できます。使用すると、複数のファイルを同時に監視することができます。
アスタリスク(*)はファイル名に使用できますが、ディレクトリ名などには使用できません(“/home/users/usr1/*testdata/test.txt”などは指定不可)。
アスタリスク(*)を使用してファイル名を指定した場合、ファイル名が絶対パスで200バイトを超えるファイルは監視されません。
- ジョブID
-
ファイルの作成、削除、または変更を検知したときに起動するジョブID
- 作成監視
-
ファイルの新規作成を監視
ファイルの新規作成を監視するか、しないかを指定します。
-
する
-
しない
-
- 削除監視
-
ファイルの削除を監視
ファイルの削除を監視するか、しないかを指定します。
-
する
-
しない
-
- 変更監視
-
ファイルの変更を監視
ファイルの変更を監視するか、しないかを指定します。
-
する
-
しない
-
- 監視方法
-
変更監視時の定義
変更監視を行ったときに、何を変更と定義するかを指定します。
- タイムスタンプ
-
: ファイルのタイムスタンプで変更を判定する
- ファイルサイズ
-
: ファイルのサイズで変更を判定する
- ファイル操作確認
-
ファイル操作の確認
ファイルが他のどのプロセスおよびアプリケーションからも使用されていないことを確認するか、しないかを指定します。
-
する
-
しない
-
- ファイル操作確認待機
-
ファイル操作確認の失敗時の動作
ファイル操作を確認できるまで待機するか、失敗した時点で終了とするかを選択します。
- する
-
: 待機する
- しない
-
: 待機しない
「ファイル操作確認」で“する”を指定した場合のみ、設定値が有効になります。
- 監視間隔
-
監視を行う間隔
監視を行う間隔を秒単位で指定します。
- 実行有無
-
登録しているトリガIDの実行有無
登録しているトリガIDを監視対象とするか、しないかを指定します。
- する
-
: 設定に従ってファイルの監視を行う
- しない
-
: ファイルの監視を行わない
ファイルトリガ情報を新規、変更、および削除しただけでは実際の監視情報は変更されません。ファイルトリガ情報を反映させるためには、要求受付デーモンの再起動、またはファイルトリガ情報制御コマンドの実行が必要となります。