集信管理情報(富士通K)

集信するファイルのファイル情報を登録します。

(1) 項目一覧

表5.56 集信管理情報項目一覧

項目名

初期値

設定値

省略

備考

ファイルID

 

(*1)

×

8バイト以内

コメント

 

英大文字数字

60バイト以内

ファイル名

 

英大文字数字

×

8バイト以内

ライブラリ名

 

英大文字数字

×

8バイト以内

基本サイズ

10

1~999999

×

KB (*2)

増分サイズ

0

0~16383

×

KB

レコード長

 

1~4092

×

 

ブロック化因数

 

1~255

×

 

登録モード

新規作成

(*3)

×

 

異常時の処置

削除

(*3)

×

 

集信形態

単一集信

(*3)

×

 

正常時ジョブID

 

(*1)

8バイト以内

異常時ジョブID

 

(*1)

8バイト以内

転送グループID

 

(*1)

8バイト以内

:

省略可

×

:

省略不可

*1

:

英字で始まる英大文字数字

*2

:

接続先がVer.1.1.2未満の場合、“262144”まで

*3

:

画面で選択

(2) 各項目の説明

集信管理情報に設定する各項目について説明します。

ファイルID

集信するファイルを認識するためのID

コメント

集信ファイルに対するコメント

ファイル名

集信するファイル名

ライブラリ名

集信ファイルが格納されているライブラリ名

基本サイズ

集信ファイルの基本サイズ(単位: KB)

増分サイズ

集信ファイルの増分サイズ(単位: KB)

レコード長

集信するファイルのレコード長

ブロック化因数

集信ファイルのブロック因数

レコード長とブロック化因数を掛けた値が4092までの値になるように指定します。

登録モード

集信ファイルの登録モード

  • 新規作成

  • 置き換え

  • 追加

異常時の処置

集信に失敗したときの集信ファイルの処置

  • 削除

  • 保存

「集信形態」が“複数集信”の場合、集信中のデータは一時ファイルに格納され、集信完了後に集信ファイルにコピーされるので運用に十分な注意が必要です。集信中(一時ファイルに格納中)に何らかの異常が発生した場合、“保存”が指定されていても、異常が発生する前までの集信データは集信ファイルに書かれません。また、一時ファイルを集信ファイルにコピーしている途中で何らかの異常が発生すると、そこまでの集信データは追加書きしています。

集信形態

集信ファイルの集信形態

単一集信

: 単一ホストからファイルを受信し集信ファイルを作成します。

複数集信

: 複数ホストからファイルを受信し集信ファイルを作成します。

正常時ジョブID

ファイルの集信が正常終了したときに起動するジョブID

ジョブIDの詳細は「ジョブ起動情報(富士通K)」を参照してください。

異常時ジョブID

ファイルの集信が異常終了したときに起動するジョブID

ジョブIDの詳細は「ジョブ起動情報(富士通K)」を参照してください。

転送グループID

集信ファイルの転送グループID

転送グループIDの詳細は「転送グループ情報(富士通K)」を参照してください。

(3) 設定時の注意点

登録モード

「集信形態」が“単一集信”で「登録モード」に“追加”を指定した場合、集信中に何らかの異常が発生すると、異常が発生する前までの集信データは追加書きされてしまいます。

「集信形態」が“複数集信”の場合、指定した登録モードは集信ファイルではなく集信一時ファイルに対しての登録モードになりますので、集信ファイルは登録モードに関係なく必ず追加になります。