システム動作環境設定(Windows)
システム動作環境の設定を行います。
接続先ホストに、以下のいずれかの製品が導入されている場合、システム動作環境設定画面は表示できますが、更新はできなくなります。
-
BB ServerオプションまたはPPP Serverオプション
-
HULFT BB ClientまたはHULFT PPP Client
- ワークファイル作成パス
-
システムが一時ファイルを作成するフォルダへのパス(省略不可)
50バイト以内で絶対パスで指定します。
[参照]ボタンをクリックしてフォルダ参照ダイアログを表示し、接続先ホストのフォルダを選択することもできます。詳細は「フォルダ参照ダイアログ(Windows)」を参照してください。
注意「HULFT7 for Windows-EX」または「HULFT7 for Windows-ENT」でクラスタ対応機能を使用する場合は、ローカルディスク上のパスを指定してください。
- サービスポートNo.
-
要求受付プロセスが内部的に使用するポート番号(省略不可)
“1”~“65535”の範囲で指定します。
注意-
以下の値に同一ポート番号を指定できません。
-
集信ポートNo.
-
要求受付ポートNo.
-
配信要求受付ポートNo.
-
サービスポートNo.
-
-
- 配信要求受付ポートNo.
-
配信プロセスが使用するポート番号(省略不可)
“1”~“65535”の範囲で指定します。
- 集信ポートNo.
-
集信プロセスが使用するポート番号(省略不可)
“1”~“65535”の範囲で指定します。
- 要求受付ポートNo.
-
要求受付プロセスが要求受付用に使用するポート番号(省略不可)
“1”~“65535”の範囲で指定します。
- サービスプロセスポートNo.
-
サービスプロセスが他ホストから要求を受け付けるためのポート番号(省略可)
“1”~“65535”の範囲で指定します。
サービスプロセスの通信ポートを開きたくない場合は、この項目の設定値を省略してください。
注意接続先が「HULFT7 for Windows Ver.7.2」以降の場合にのみ設定できます。
このポート番号は、オペレーティングシステムが予約しているポート番号や他のアプリケーションが使用するポート番号と重複しないようにしてください。
- スケジューラポートNo.
-
スケジューラプロセスが他ホストから要求を受け付けるためのポート番号(省略可)
“1”~“65535”の範囲で指定します。
スケジューラプロセスの通信ポートを開きたくない場合は、この項目の設定値を省略してください。
注意接続先が「HULFT7 for Windows Ver.7.2」以降の場合にのみ設定できます。
このポート番号は、オペレーティングシステムが予約しているポート番号や他のアプリケーションが使用するポート番号と重複しないようにしてください。
- 配信多重度
-
配信プロセスから同時に起動される配信スレッドの最大値(省略不可)
“1”~“999”の範囲で指定します。
- 集信多重度
-
集信プロセスから同時に起動される集信スレッドの最大値(省略不可)
“1”~“999”の範囲で指定します。
- プロセス自動起動
-
サービス起動と同時に各処理プロセスを起動するかを指定
-
配信プロセス
-
集信プロセス
-
要求受付プロセス
-
スケジューラプロセス
注意スケジューラは「HULFT7 for Windows-EX」「HULFT7 for Windows-ENT」「HULFT7 for Windows-M」「HULFT for Windows Type WIN1」「HULFT for Windows Type WIN-ENT」「HULFT for Windows WIN-CL」を導入し、スケジューラオプションをインストールした場合のみ設定が可能です。
-
- プロセス自動再起動上限回数
-
プロセスが異常終了時に、自動再起動を行う上限値を設定します(省略不可)。
“0”~“99”の範囲で指定します。“0”を指定した場合は、プロセスの自動再起動は行いません。
- プロセス自動再起動リトライ間隔
-
プロセスが異常終了時に自動再起動を行う場合に、再起動を試みるまでの待ち時間を秒単位で指定します(省略不可)。
“0”~“99”の範囲で指定します。
- アカウント名
-
配信プロセス、集信プロセス、要求受付プロセス、スケジューラ、配信前ジョブ、PPP Server、またはBB Serverが動作するアカウント名を指定します(省略可)。
20文字以内で指定します(全角、半角を問わず1文字と数えます)。前後の半角スペースは削除されます。
アカウント名はWindowsに登録されているアカウント名を指定します。省略された場合は、配信プロセス、集信プロセス、要求受付プロセス、スケジューラ、配信前ジョブ、PPP Server、またはBB Serverは、システムアカウントとして動作します。また、配信前ジョブは配信要求発行ユーザのアカウントとして動作します。
- ドメイン名
-
「アカウント名」がドメインのアカウントの場合は、そのドメイン名を指定します。
64バイト以内で指定します(省略可)。前後の半角スペースは削除されます。
ドメイン名はWindowsに登録されているドメイン名を指定します。
- パスワード
-
「アカウント名」のパスワードを指定します(省略可)。
半角14文字以内で指定します。
- JIS年度
-
使用しているシステムの漢字コードのJIS年度
-
78JIS
-
83JIS
-
- スペースの扱い
-
漢字コード変換時のスペースの変換規則を指定
-
モード0
-
モード1
スペースの変換規則については、接続先ホストの「Windows アドミニストレーション マニュアル」を参照してください。
-
- タブコードの扱い
-
EBCDIC機種に対して配信側変換でテキスト転送を行う場合に、タブコード(0x09)をスペースコード(0x20)として扱うか、タブコード(0x09)として扱うかを指定します。
-
タブ
-
スペース
変換後のコードはEBCDICコードテーブルの内容に従います。
-
- KEIS全角スペースモード
-
KEISの全角スペースコードの変換規則を指定します。本タグは、「スペースの扱い」が“モード1”の場合にのみ、有効です。
- モード0
-
: 全角スペースコードを0x4040に変換する
- モード1
-
: 全角スペースコードを0xA1A1に変換する
- 外字テーブル使用
-
外字テーブル変換の処理を指定します。
- しない
-
: 外字テーブルを使用せず、外字コードはすべて"□"に変換
- する
-
: 外字テーブルを参照し、外字コードは該当コードに変換
- 優先
-
: 優先的に外字テーブルを参照し、該当コードに変換
外字テーブルについては、接続先ホストの「Windows アドミニストレーション マニュアル」を参照してください。
- 外字未登録時処理
-
JISの第一水準および第二水準以外のコードで、外字テーブルにも登録されていないコードに対する処理を指定します。
- デフォルト値
-
: デフォルトコードに変換する
- エラー
-
: エラーとする
- コード変換モード
-
- モード0
-
: HULFT Ver.6の外字チェック範囲が適用される
- モード1
-
: HULFT Ver.7の外字チェック範囲が適用される
- パック・ゾーン変換
-
フォーマット転送またはマルチフォーマット転送での、サイン付内部10進数(P)とサイン付外部10進数(S)の変換規則を指定します。
-
モード0
-
モード1
-
モードB
-
モードF
-
モード9
-
モードS
-
モードN
パック・ゾーンの変換規則については、接続先ホストの「Windows アドミニストレーション マニュアル」を参照してください。
-
- ASCII用符号部
-
フォーマット転送またはマルチフォーマット転送での、サイン付内部10進数(P)とサイン付外部10進数(S)をASCII系データに変換する場合の符号部を指定します。
この設定は、「パック・ゾーン変換」が“モードS”のときのみ有効です。
表5.3 ASCII用符号部
設定値
ゾーン部
サイン部
正
負
モード1
3
4
5
モード2
3
3
7
- EBCDIC用符号部
-
フォーマット転送またはマルチフォーマット転送での、サイン付内部10進数(P)とサイン付外部10進数(S)をEBCDIC系データに変換する場合の符号部を指定します。
この設定は、「パック・ゾーン変換」が“モードS”のときのみ有効です。
表5.4 EBCDIC用符号部
設定値
ゾーン部
サイン部
正
負
モード1
F
C
D
モード2
F
F
D
- 配信ファイルロックリトライ回数
-
配信処理で配信ファイルがロックされていた場合の配信ファイルのオープンリトライ回数(省略不可)
“0”~“99999”の範囲で指定します。
- 配信ファイルロックリトライ間隔
-
配信処理で配信ファイルがロックされていた場合の配信ファイルのオープンリトライ間隔(省略不可)
“0”~“99999”の範囲で秒単位で指定します。
- 集信ファイルロックリトライ回数
-
集信処理で集信ファイルがロックされていた場合の集信ファイルのオープンリトライ回数(省略不可)
“0”~“99999”の範囲で指定します。
- 集信ファイルロックリトライ間隔
-
集信処理で配信ファイルがロックされていた場合の集信ファイルのオープンリトライ間隔(省略不可)
“0”~“99999”の範囲で秒単位で指定します。
- 集信多重度オーバーリトライ
-
集信へソケット接続時、集信多重度オーバーでエラーとなった場合に、接続リトライを行うかどうかを指定します。
- リトライせずエラー
-
: リトライせず、エラーとなる
- リトライする
-
: 接続リトライを行う
再接続のリトライ回数と待ち時間は、「コネクションリトライ回数」と「コネクションリトライ間隔」を使用します。
- 配信転送後異常時の処置
-
以下の場合に配信処理全体を正常終了として扱うか、異常終了として扱うか
-
配信管理情報の「配信ファイルの扱い」に“クリア”を指定し、クリアが異常終了した場合
-
配信管理情報の「配信ファイルの扱い」に“削除”を指定し、削除が異常終了した場合
- 異常扱い
-
: 異常終了とし、異常時ジョブを実行する
- 正常扱い
-
: 正常終了とし、正常時ジョブを実行する
-
- 再配信待ちキューの削除条件
-
再配信待ちキューに存在しているファイルIDと同じファイルIDで配信要求が行われたとき、および転送が異常終了したときに、再配信待ちキューからレコードが削除される条件を指定します。
- モード1
-
: ファイルIDおよびホスト名が一致するレコードを削除する
- モード2
-
: ファイルID、ホスト名、およびファイル名が一致するレコードを削除する
- 集信ファイル最大サイズ
-
集信処理で集信できるファイルの最大サイズ
現在、2GBを超えるファイルの転送をサポートしていない機種があります。そのような機種とファイル転送を行う場合に、その機種がサポートする最大サイズを指定します。“1”~“9,223,372,036,854,775,808”(2の63乗)の範囲で指定します。
初期値は“9,223,372,036,854,775,808”が設定されています。
- 未配信ファイルのクリア
-
配信プロセス起動時に未配信ファイルを削除するかどうか指定します。
- しない
-
: 削除しない
- する
-
: 削除する
- 再配信待ちファイルのクリア
-
配信プロセス起動時に再配信待ちファイルを削除するかどうか指定します。
- しない
-
: 削除しない
- する
-
: 削除する
- コネクションリトライ回数
-
ソケット接続に失敗したときの再接続を試みる回数(省略不可)
“0”~“99999”の範囲で指定します。“0”を指定した場合は再接続を行いません。
- コネクションリトライ間隔
-
ソケット接続に失敗したときの再接続を試みるまでの時間(省略不可)
“0”~“99999”の範囲で秒単位で指定します。
- 自動再配信リトライ回数
-
配信処理中および集信処理中に通信異常が発生した場合に、自動再配信を試みる回数を指定します(省略不可)。
“0”~“9”の範囲で指定します。“0”を設定した場合、自動再配信は行いません。
- ソケットリードタイムアウト
-
データ受信待ち状態でのタイムアウト時間(省略不可)
“10”~“259200”(3日)の範囲で秒単位で指定します。
- ソケットバッファサイズ
-
通信バッファサイズ(省略不可)
“0”または“4096”~“65520”の範囲で指定します。
“0”を設定した場合、環境(OS)に設定されている値で動作します。
- 電文転送タイプ
-
-
異常検知優先
-
配信速度優先
-
集信速度優先
-
集配信速度優先
-
- ログ切り替え値
-
配信履歴、集信履歴、要求受付履歴、スケジューラ履歴を自動的に削除する場合、その削除を行うタイミングを件数単位で指定します(省略不可)。
それぞれの履歴ファイルが指定件数に達した場合、履歴を約半分の件数に削除します。
“0”~“999999”の範囲で指定します。“0”を指定すると履歴の自動削除を行いません。
- コンソールログサイズ
-
コンソールログのファイルサイズの上限値をKB単位で指定します(省略不可)。
“1024”~“102400”の範囲で指定します。
“999999”を指定するとサイズは無制限です。
- イベントログへの出力
-
コンソールメッセージをイベントログへ出力します。
-
インフォメーション
-
ワーニング
-
エラー
-
- コンソールログのバックアップ
-
コンソールログのファイルサイズがコンソールログサイズの超えた場合に、元のコンソールログをバックアップするかどうかを指定します。
- しない
-
: バックアップなし
- する
-
: バックアップあり
- ジョブタイムアウト
-
ジョブの終了待ち時間を秒単位で指定します(省略不可)。
この設定は、以下のジョブで有効です。
-
配信前ジョブ
-
「集信完了通知」が“正常時ジョブ完了”の場合の正常時ジョブ
-
ファイルトリガ機能で、ファイルの作成、削除、または変更の検知後に起動されるジョブ
また、リモートジョブ実行で同期実行要求を指定し、同期実行待ち時間を省略した場合、この値が有効になります。
その他のジョブ実行に関しては、無制限にジョブの終了を待ちます。
“10”~“259200”(3日)の範囲で秒単位で指定します。
“999999”を指定するとタイムアウト時間は設定されません。
-
- HULFT-SAN V5 製品区分
-
接続先ホストにHULFT-SAN Ver.6を導入していて集信として動作し、配信側がHULFT-SAN Ver.5の場合に、配信側に導入されている製品を指定します。
- HULFT-SAN(F)
-
: HULFT-SAN(F) Ver.5またはHULFT-SAN plus Ver.5が導入されている
- HULFT-SAN(H)
-
: HULFT-SAN(H) Ver.5が導入されている
- 要求受付履歴出力
-
要求受付履歴を出力するかどうか受け付けるサービスごとに指定
指定できるサービスは以下のとおりです。
-
SEND
-
RESEND
-
HULADMIN
-
HULSNDRC
-
HULJOB
-
HULRJOB
-
HULDWH
-
TRGCONF
注意-
“HULDWH”は、「HULFT for Windows Type WIN1」「HULFT for Windows Type WIN-ENT」「HULFT for Windows WIN-CL」を導入し、DataWarehouse連携をインストールした場合のみ設定が可能です。
-
“TRGCONF”は、接続先が「HULFT7 for Windows-EX」の場合のみ設定可能です。
-
- 状況表示選択
-
転送状況一覧画面に表示する転送状況の種類を指定します。
- 配信状況のみ表示
-
: 配信状況のみを表示する
- 全て表示
-
: 配信状況および集信状況を表示する
- HULFT間共有環境設定パス
-
「HULFT7 for Windows-EX」が導入されている環境で、他のホストに導入されているHULFTと、同じファイルに対して排他制御を行う場合に設定します(省略可)。同じファイルに対して排他制御を行うすべてのHULFTで、同一フォルダを指すパスを指定する必要があります。
[参照]ボタンをクリックしてフォルダ参照ダイアログを表示し、接続先ホストのフォルダを選択することもできます。詳細は「フォルダ参照ダイアログ(Windows)」を参照してください。
指定を省略した場合は「HULPATH」が設定されます。「HULPATH」については、接続先ホストの「Windows アドミニストレーション マニュアル」を参照してください。
- ローカルファイルロックモード
-
「HULFT7 for Windows-EX」が導入されている場合に、ローカルファイルに対して使用するロックシステムを指定します。
- モード0
-
: ローカルファイルに対して、ネットワークファイルロックを使用しない
- モード1
-
: ローカルファイルに対して、ネットワークファイルロックを使用する
ネットワークファイルロックについては、接続先ホストの「Windows アドミニストレーション マニュアル」を参照してください。
- 休日とする曜日
-
1週間で休日とする曜日
最大3日まで指定が可能です。
- 祝祭日を休日とする
-
祝祭日を休日とするか、平日とするかの指定
- スケジューリング時間
-
再度スケジュールするときの時間(省略不可)
“0”~“23”の範囲で指定します。
- スケジュール多重度
-
同時に実行可能なジョブの数(省略不可)
- 指定休日
-
休日および祝祭日以外の、特別な休日を指定(省略可)
祝祭日と重なった場合は、指定休日が優先されます。1年間すべて指定休日にすることも可能です。
リストに日付を追加する場合は、日付を入力後[追加]ボタンをクリックしてください。リストより削除したい場合は、削除したい日付を選択後[削除]ボタンをクリックしてください。
[日付選択]ボタンをクリックしてカレンダーを表示すると、カレンダーから日付を選択できます。
- 祝祭日
-
祝祭日を指定(省略可)
リストに追加する場合は、日付を入力後[追加]ボタンをクリックしてください。リストより削除したい場合は、削除したい日付を選択後[削除]ボタンをクリックしてください。
[日付選択]ボタンをクリックしてカレンダーを表示すると、カレンダーから日付を選択できます。
- メールアカウント名
-
SMTPサーバのアカウント名
20バイト以内の英数字で指定します。メール連携機能を使用する場合は省略不可です。
- メールサーバホスト名
-
メッセージの送信に使うSMTPサーバ名
20バイト以内の英数字で指定します。メール連携機能を使用する場合は省略不可です。
- SMTPポートNo.
-
SMTPサーバが使用するポート番号
“1”~“65535”の範囲で指定します。通常は“25”です。
- フルネーム
-
メール連携時の発信者のフルネームを指定
20バイト以内の英数字で指定します。メール連携機能を使用する場合でも省略可能です。
- ドメイン名
-
ドメイン名
64バイト以内の英数字で指定します。
メール受信側には、「メールアカウント名」の値、「@」、「ドメイン名」の値を連結した文字列が送信側のアドレスとして通知されます。
SAN(FAL)は「HULFT-SAN」を導入した場合のみ、設定が可能です。
- ダンプレベル
-
SAN転送終了後に、転送ファイルまたは集信ファイルの内容と、共有ボリューム上のデータセットの内容に差異がないかベリファイを行います。ベリファイの動作を指定してください。
作成されるダンプファイルのファイル名およびフォーマットに関しては、「HULFT-SANマニュアル」を参照してください。
- レベル1
-
: ベリファイは行わない。
- レベル2
-
: 転送データに差異が検出されまるで、ベリファイを行う。差異が検出されたレコード情報をダンプファイルに出力し、ベリファイを終了する。
- レベル3
-
: 転送データに差異を検出しても、最後までベリファイを行う。差異が検出されたすべてのレコード情報をダンプファイルに出力する。
- ダンプファイル作成パス
-
ダンプファイルを出力するディレクトリを、260バイト以内で指定します。省略時は、ワークファイル作成パスと同じディレクトリに出力されます。
SAN(XLD)は「HULFT-SAN」を導入した場合のみ、設定が可能です。
- LAN転送切り替えフラグ
-
何らかの理由によりSAN転送ができない場合、LAN転送に切り替えるか、エラーとするかを指定します。LAN転送切り替えフラグは、配信処理で使用します。
SAN転送からLAN転送へ切り替わるエラーの条件については、「HULFT-SAN マニュアル」を参照してください。
- モード0
-
: LANに切り替えず、エラーとして扱う
- モード1
-
: LAN転送に切り替え、配信処理を続行する
- 共有ボリュームオープンリトライ回数
-
指定した共有ボリューム上の区画が、すべて使用中だった場合に、再オープンを試みる回数を、“0”~“99999”の範囲で指定します。
リトライを行うのは、すべての区画が使用中の場合みのです。オープン時にその他の原因でエラーが発生した場合は、リトライは行いません。
- 共有ボリュームオープンリトライ間隔
-
共有ボリュームのオープンに失敗した場合に、再オープンを試みるまでの待ち時間を秒単位で、“0”~“99999”の範囲で指定します。
- 集信出力サイズ
-
集信ファイルへのデータを出力するときのデータバッファサイズをKB単位で、“600”~“1024”の範囲で指定します。