送信要求発行

リモートのHULFTに対して送信要求の発行を指示します。

送信要求コマンド

manrecv -c connectID -f fileID [-h hostname]

パラメータ説明

-c connectID

送信要求を発行するホストの接続IDを指定(省略不可)

接続IDについては、「初期設定について」を参照してください。

-f fileID

送信要求を発行したいファイルIDを指定(省略不可)

-h hostname

送信要求を受け付けるホストを指定(省略可)

省略すると指定したファイルIDの集信管理情報に登録されている転送グループIDのホストに対して要求を発行します。

注意事項

HULFTで集信管理情報に転送グループIDが登録されていない場合や、転送グループIDによる送信要求機能をサポートしていないHULFTに対し、ホスト名を省略した場合は、接続先ホスト(送信要求の発行元ホスト)でエラーとなります。

使用例

【例1】

“hp2”という接続IDで登録された管理ホスト(hp2)に対して、ホスト名が“sun20”のホストへ、ファイルIDが“FILE01”の送信要求発行を指示する

  1. ホスト管理画面で接続先ホストのHULFTを管理ホスト(hp2)として登録

    管理ホストの登録時、接続IDに“hp2”を指定

  2. 送信要求コマンド実行

> manrecv -c hp2 -f FILE01 -h sun20

【例2】

“hp2”という接続IDで登録された管理ホスト(hp2)に対して、ホスト名が“sun20”のホストへ、ファイルIDが“FILE02”の送信要求発行を指示する(管理ホスト(hp2)の集信管理情報で指定されたファイルID“FILE02”には、ホスト名が”sun20”のホストを示す転送グループIDが設定されているものとする)

  1. ホスト管理画面で接続先ホストのHULFTを管理ホスト(hp2)として登録

    管理ホストの登録時、接続IDに“hp2”を指定

  2. 送信要求コマンド実行

> manrecv -c hp2 -f FILE02