CSV出力機能
CSV出力機能は、接続先ホストの各管理情報や履歴をHULFT Managerが導入されているPC上にCSV形式で保存する機能です。
CSV形式へ出力する方法は、HULFT Manager管理画面から行う方法と、コマンドラインからプログラムを呼び出す方法の2種類が用意されています。どちらの方法でも同等の機能を提供します(HULFT Managerメイン画面で、HULFT Managerのシステム動作環境設定をCSV形式で出力することはできません)。
管理情報や履歴をCSV形式で取得することにより、PC上で表計算ソフトによるレポート出力など、情報の再利用が可能となります。
接続先ホストがHULFT Ver.8.4以降の場合、管理情報エクスポート機能の使用をお勧めします。
管理情報エクスポートの詳細は、「管理情報エクスポート・インポート機能」を参照してください。

図3.3 CSV出力機能
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CSV出力機能で一度にファイルへ出力できる情報の件数は999件です。出力対象となる情報が999件を超える場合は警告が表示されます。1000件以上出力する場合は、CSVの出力条件を指定して、複数回に分けて実行してください。
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管理情報または履歴をCSV形式で出力した場合、「"(ダブルクォーテーション)」で囲まれた設定値はそのまま出力されます。そのため、以下の項目の設定値に「"」が含まれていると、出力ファイルがCSVとして正しく扱えなくなります。
[対象項目]
- 管理情報
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: ID、ホスト名、コメント
- 履歴
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: ID、ホスト名
以下に示すのは、ファイルIDが「"AB"」の配信管理情報を出力した場合の出力例です。
出力例)
""AB"","C:\data\send",0,......
(下線部が当該ファイルID)
CSVファイルを開くアプリケーションが囲み文字として「"」以外を指定できる場合、CSV出力時の囲み文字を適切に変更することで、「"」を含むID、ホスト名、およびコメントを正しく扱える場合があります。
CSV出力時の囲み文字の設定については、「CSV形式の設定」を参照してください。