スケジュール情報の項目一覧
スケジュール情報を登録します。登録方法は、「スケジュール情報を操作する」を参照してください。
スケジュール情報はHULFT8のServerグレードを導入している場合に使用できます。
(1) 項目一覧
項目名 |
初期値 |
設定値 |
省略 |
備考 |
|
---|---|---|---|---|---|
画面 |
ファイル |
||||
スケジュールID |
SCH |
|
大文字英数字 |
× |
50バイト以内 |
コメント |
COMMENT |
|
文字 |
○ |
60バイト以内(*1) |
コマンド |
CMD |
|
文字 |
× |
256バイト以内 |
ユーザ名 |
USER |
|
文字 |
○ |
20文字以内(*2) |
ドメイン名 |
DOMAIN |
|
英数字 |
○ |
64バイト以内 |
パスワード |
PASSWD |
|
英数字 |
○ |
127バイト以内 |
頻度 |
FREQUENCY |
1回のみ(1) |
(*3) |
× |
|
休日処理 |
HOLIDAY |
実行しない(0) |
(*3) |
○ |
|
実行時刻 |
STIME |
|
00:00~23:59(HH: MM) |
× |
HHMM |
実行曜日 |
WEEK |
日曜(1) |
(*3) |
○ |
|
実行日 |
SDATE |
|
2000/01/01~9998/12/31(*4) |
(*5) |
YYYYMMDD(*6) |
有効開始日 |
EDATE |
|
数字 |
○ |
YYYYMMDD(*6) |
○ |
: |
省略可 |
× |
: |
省略不可 |
*1 |
: |
HULFT Manager管理画面では、60文字まで入力できます。接続先ホストがHULFT Ver.8.1以降の場合、入力した文字のサイズは、接続先ホストのHULFTで設定されているコードセットに従ってチェックされます。チェックされたサイズが備考に記載されたサイズであれば、入力した文字はHULFTに保存されます。 |
*2 |
: |
全角および半角を問わず、1文字と数えます。 |
*3 |
: |
HULFT Manager管理画面の場合、プルダウンリストから設定値をクリックします。 |
*4 |
: |
実行日の設定値の形式は頻度の設定値に応じて変わります。
|
*5 |
: |
頻度が“1回のみ(1)”または“毎月(4)”の場合、実行日は省略できません。 |
*6 |
: |
HULFT Managerのシステム動作環境設定の日付形式で選択した日付形式となります。 詳細は、「システム動作環境設定画面([その他の設定]タブ)」を参照してください。 |
(2) 各項目の説明
スケジュール情報に設定する各項目について説明します。( )内はパラメータファイル使用時に指定する項目名です。
- スケジュールID(SCH)
-
スケジュール情報を管理するためのID
- コメント(COMMENT)
-
スケジュール情報に対するコメント
- コマンド(CMD)
-
起動するコマンド
参照ボタンにより、参照することも可能です。コマンドのパス名にスペースが含まれる場合は、8.3形式(XXXXXXXX.XXX)のMS-DOS名で指定してください。
- ユーザ名(USER)
-
実行コマンドを起動するユーザ
前後の半角スペースは削除されます。
= 備考 =実行ユーザ名を省略すると、実行コマンドはスケジューラプロセスの実行ユーザで起動されます。
- ドメイン名(DOMAIN)
-
実行ユーザの所属するドメイン名
前後の半角スペースは削除されます。
- パスワード(PASSWD)
-
実行ユーザのパスワード
- 頻度(FREQUENCY)
-
コマンドを実行する頻度
- 1回のみ(1)
-
: 指定した日時に1度のみ、コマンドを実行
- 毎日(2)
-
: 毎日、指定した時刻にコマンドを起動
- 毎週(3)
-
: 毎週、指定した曜日の指定した時刻にコマンドを起動
- 毎月(4)
-
: 毎月、指定した日付の指定した時刻にコマンドを起動
- 月末(5)
-
: 毎月の最終日の指定した時刻に、コマンドを起動
= 備考 =該当日が休日であった場合は、休日処理に従います。
- 休日処理(HOLIDAY)
-
休日の処理実行
スケジューリングされた日が休日だった場合、処理を行うか、取りやめるかの指定を行います。
-
実行しない(0)
-
実行する(1)
省略すると“実行しない(0)”が設定されます。
-
- 実行時刻(STIME)
-
コマンドを実行する時刻
指定形式は「HH:MM」です。00:00~23:59の範囲で指定します。
省略すると、そのときの現在時刻が設定されます。
- 実行曜日(WEEK)
-
処理の実行曜日
頻度を“毎週(3)”に指定した場合に指定します。指定可能な曜日は日曜から土曜です。
-
日曜(1)
-
月曜(2)
-
火曜(3)
-
水曜(4)
-
木曜(5)
-
金曜(6)
-
土曜(7)
省略すると“日曜(1)”が設定されます。
-
- 実行日(SDATE)
-
処理の実行日
頻度が“1回のみ(1)”および“毎月(4)”の場合に必ず指定します。
指定形式は「YYYYMMDD」です。日付選択ボタンでの設定もできます。
省略すると、そのときの現在の日付が設定されます。
“毎月(4)”を指定した場合は、日にちのみ有効となります。
- 有効開始日(EDATE)
-
スケジュール有効開始日
このスケジュール情報を登録したときに、いつからスケジュールが有効になるかを指定します。
指定形式は「YYYYMMDD」です。日付選択ボタンでの設定もできます。
省略すると、スケジュール情報の登録日が設定されます。
(3) 設定時の注意点
ユーザ名
以下の場合、ユーザ名を指定してジョブを実行しようとすると、正常に動作しないことがあります。
-
システム動作環境設定でアカウント情報を設定済みの場合
-
Windowsのサービス画面で、HULFTサービスに対してログオンアカウントを設定している場合
詳細は「Windows アドミニストレーション マニュアル」を参照してください。
日付指定時の形式
以下の項目については、HULFT Managerのシステム動作環境設定の日付形式の設定に応じて日付指定時の形式が変わります。
-
実行日(SDATE)
-
有効開始日(EDATE)
HULFT Managerのシステム動作環境設定の日付形式の詳細は、「システム動作環境設定画面([その他の設定]タブ)」を参照してください。