転送グループ情報の項目一覧

転送先(相手ホスト)をグループ化して登録します。

1転送グループに指定できるホスト名の数は1000ホストです。

登録方法は、「転送グループ情報を操作する」を参照してください。

(1) 項目一覧

表4.30 転送グループ情報項目一覧

項目名

省略時の値

設定値

省略

備考

転送グループID

 

英数字

×

50バイト以内

コメント

 

英数字、半角カナ

60バイト以内

ホスト名

 

英数字と一部の
記号(*1)

×

50バイト以内

:

省略可

×

:

省略不可

*1

:

記号は“-(ハイフン)”、“.(ピリオド)”のみ指定可能です。ただし、“-(ハイフン)”を含むホスト名を以下のプログラムの対象ホストとして指定することはできません。

  • 詳細ホスト情報リスト出力プログラム(XRHSTLST)

  • 配信履歴リスト出力プログラム(XRSLOGL)

  • 集信履歴リスト出力プログラム(XRRLOGL)

上記のプログラムでホスト名を指定するとき、“-(ハイフン)”が範囲指定の意味を持つためです。

なお、HULFT-HUBを利用する場合、“_(アンダーバー)”を含むホスト名が設定される場合があります。

これはHULFT-HUBがHULFTを管理するために使用するもので、通常の転送ではホスト名に“_(アンダーバー)”を使用できません。

(2) 各項目の説明

転送グループ情報に設定する各項目について説明します。

転送グループID

配信側ホストまたは集信側ホストのグループを認識するためのID

この転送グループIDと配信管理情報と集信管理情報の「転送グループID」が関連づけされます。

コメント

転送グループに対するコメント

ホスト名

ファイルを配信または集信するときの相手ホスト名

(3) 設定時の注意点

ホスト名の重複

同一ホスト名を1つの転送グループに重複して登録できません。

(4) 複数のホストを登録した場合の動作

ホスト名の重複

配信管理情報の転送グループIDに複数のホストを登録した場合の動作は、配信要求と送信要求で異なります。

配信要求

転送グループIDに登録されたすべてのホストに配信します(同報配信)。

送信要求

送信要求を実行したホストにだけ配信します。

送信要求を実行したホストが転送グループIDに登録されていない場合はエラーになります。