詳細ホスト情報の項目一覧
配信側ホストまたは集信側ホストの詳細情報を登録します。登録方法は、「詳細ホスト情報を操作する」を参照してください。
(1) 項目一覧
項目名 |
初期値 |
設定値 |
省略 |
備考 |
|
---|---|---|---|---|---|
ホスト名 |
|
英数字と一部の記号(*1) |
× |
先頭英字の68バイト以内 |
|
コメント |
|
文字 |
○ |
60バイト以内(*2) |
|
基本設定 |
|||||
|
ホスト種 |
AS/400 |
(*3) |
× |
|
転送コードセット |
IBM漢字 |
(*3) |
× |
|
|
集信ポートNo. |
30000 |
1~65535 |
× |
|
|
要求受付ポートNo. |
31000 |
1~65535 |
× |
|
|
日本語規格 |
83JIS |
(*3) |
× |
|
|
ホスト別配信多重度 |
0 |
0~99999 |
○ |
|
|
HULFT7通信モード |
無効 |
(*3) |
× |
|
|
PROXYサーバ |
|||||
|
PROXYサーバ名 |
|
|
|
(*4) |
PROXYポートNo. |
|
|
|
(*4) |
|
セキュリティ |
|||||
|
送信要求・再送要求受付許可 |
する |
(*3) |
× |
|
集信後ジョブ結果参照要求受付許可 |
する |
(*3) |
× |
|
|
ジョブ実行結果通知受付許可 |
する |
(*3) |
× |
|
|
リモートジョブ実行受付許可 |
する |
(*3) |
× |
|
|
簡易転送受付許可 |
しない |
(*3) |
× |
(*5) |
|
ユーザの通知 |
通知しない |
(*3) |
× |
|
○ |
: |
省略可 |
× |
: |
省略不可 |
*1 |
: |
「-(ハイフン)」「.(ピリオド)」のみ指定可能です。 なお、HULFT-HUBを利用する場合、“_(アンダーバー)”を含むホスト名が設定される場合があります。 これはHULFT-HUBがHULFTを管理するために使用するもので、通常の転送ではホスト名に“_(アンダーバー)”を使用できません。 |
*2 |
: |
HULFT Manager管理画面では、60文字まで入力できます。接続先ホストがHULFT Ver.8.1以降の場合、入力した文字のサイズは、接続先ホストのHULFTで設定されているコードセットに従ってチェックされます。チェックされたサイズが備考に記載されたサイズであれば、入力した文字はHULFTに保存されます。 |
*3 |
: |
HULFT Manager管理画面の場合、プルダウンリストから設定値をクリックします。 |
*4 |
: |
HULFT-HUBまたはHULFT-WebConnectを使用したときに設定される項目のため、HULFT Managerでは値を変更しないでください。 |
*5 |
: |
HULFT Ver.8.4以降に接続した場合に表示されます。 |
(2) 各項目の説明
詳細ホスト情報に設定する各項目について説明します。
- ホスト名
-
配信側または集信側のホスト名
配信する場合、このホスト名と転送グループ情報の「ホスト名」が関連付けされます。
集信する場合、このホスト名と配信側ホストの自ホスト名が関連付けされます。
- コメント
-
ホストに対するコメント
基本設定
- ホスト種
-
「ホスト名」で指定したホストのOS種別
- 汎用機
-
: Mainframe
- UNIX
-
: UNIX/Linux/NonStop
- WindowsNT
-
: WindowsNT系OS
- AS/400
-
: IBM i
- Windows
-
: Windows9X系OS
- K
-
: 富士通Kシリーズ
- 転送コードセット
-
「ホスト名」で指定したホストの文字コード
-
SHIFT-JIS
-
JEF
-
EUC-JP
-
IBM漢字
-
KEIS
-
NEC
-
UTF-8
-
GB18030
-
IBM簡体字
-
- 集信ポートNo.
-
集信受付ジョブが使用するポート番号
- 要求受付ポートNo.
-
要求受付ジョブが使用するポート番号
- 日本語規格
-
転送コードセットで指定した文字コードのJIS年度
-
JIS78
-
JIS83
-
- ホスト別配信多重度
-
ホスト名で指定したホストへの配信多重度
“0”を指定した場合、ホスト別配信多重度の制御は行いません。
省略すると“0”が設定されます。
ホスト別配信多重度には、システム動作環境設定の配信ジョブの多重度以下の値を指定するようにしてください。
- HULFT7通信モード
-
ホスト名で指定したホストとの通信方法
- 無効
-
: まずHULFT8の通信方法で接続し、相手ホストが下位バージョンだった場合はHULFT7の通信方法に切り替える
- 有効
-
: 最初からHULFT7の通信方法で接続する
省略すると“無効”が設定されます。
PROXYサーバ
- PROXYサーバ名
- PROXYポートNo.
-
HULFT-HUBまたはHULFT-WebConnectを使用したときに設定される項目
PROXYサーバに表示される項目は、HULFT Managerでは値を変更しないでください。
セキュリティ
- 送信要求・再送要求受付許可
-
送信要求(SEND)および再送要求(RESEND)のサービス受付可否
- する
-
: サービスを受け付ける
- しない
-
: サービスの受け付けを拒否する
- 集信後ジョブ結果参照要求受付許可
-
集信後ジョブ結果参照要求(HULJOB)のサービス受付可否
- する
-
: サービスを受け付ける
- しない
-
: サービスの受け付けを拒否する
- ジョブ実行結果通知受付許可
-
ジョブ実行結果通知(HULSNDRC)のサービス受付可否
- する
-
: サービスを受け付ける
- しない
-
: サービスの受け付けを拒否する
- リモートジョブ実行受付許可
-
リモートジョブ実行(HULRJOB)のサービス受付可否
- する
-
: サービスを受け付ける
- しない
-
: サービスの受け付けを拒否する
- 簡易転送受付許可
-
ホスト名で指定したホストからの簡易転送の受付可否
接続先ホストがHULFT Ver.8.4以降の場合に表示されます。
- する
-
: 簡易転送を受け付ける
- しない
-
: 簡易転送の受け付けを拒否する
- ユーザの通知
-
ユーザID(OS)とユーザID(管理画面)の接続先ホストへの通知の有無
- 通知する
-
: 通知する
- 通知しない
-
: 通知しない
ユーザIDの詳細は「IBMi アドミニストレーション マニュアル」を参照してください。
(3) 設定時の注意点
ホスト種
転送相手のホストがWindowsで、転送時に使用されるコードセットがUTF-8またはGB18030の場合、ホスト種に“WindowsNT”を指定してください。
コメント
コメントに登録した2バイト文字は、HULFT Manager管理画面では表示できても、HULFT8 for IBMiのHULFT管理画面で欠落する場合があります。