クラスタ

管理情報の2重化（adjoinadminfile）

システム管理情報ファイルおよび履歴ファイルを二重化するかどうかを設定します。

インストール時には“する”が設定されています。このタグがない、および以下の設定値以外を設定した場合は、“しない”を設定したときと同様の動作となります。

しない

: システム管理情報ファイルおよび履歴ファイルを二重化しない

更新中にフェールオーバーしてシステム管理情報ファイルおよび履歴ファイルが壊れた場合、手動で復旧処理を行う必要があります。定期的にバックアップを実施してください。

する

: システム管理情報ファイルおよび履歴ファイルを二重化する

更新中にフェールオーバーし、HULFTが他のノードを使用して再起動したときに自動的にシステム管理情報ファイルおよび履歴ファイルを復元します。

= 備考 =

二重化の対象となるファイルの種類とファイル名については、接続先ホストの「アドミニストレーションマニュアル」を参照してください。

処理状況の出力およびイベントログ（alertmsgput）

配信および集信などの処理状況を処理状況格納ファイルに蓄積するかどうかを設定します。

インストール時には“出力する”が設定されています。このタグがない、および以下の設定値以外を設定した場合は、“出力しない”を設定したときと同様の動作となります。

出力する: : メッセージを出力する
出力しない: : メッセージを出力しない

処理状況格納ファイル件数（consolelogcnt）

処理状況の出力およびイベントログ（alertmsgput）に“出力する”を設定した場合に、この項目を指定します。処理状況格納ファイルに処理状況を格納する件数を数字で指定します。単位は件数でインストール時には“10000（約2MB）”が設定されています。このタグがない、および数字以外を設定した場合は、“10000”を設定したときと同様の動作となります。

サービス起動同期（startsync）

起動同期機能を使用するかどうかを設定します。

インストール時には“非同期”が設定されています。このタグがない、および以下の設定値以外を設定した場合は、“非同期”を設定したときと同様の動作となります。

非同期

: 起動同期機能を使用しない

Ver.7.3未満と同等の動作となります。

同期

: 起動同期機能を使用する