その他
- ユーティリティ応答待ち時間(utlwait)
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以下のユーティリティがHULFTのデーモンへ要求を発行した際の応答待ち時間を秒単位で指定します。
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utlsend
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utlrecv
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utlscan
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utlschange
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utlkillsnd
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utlalivecheck
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utltriggerconf
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- ジョブ終了待ち時間(jobwtimeout)
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ジョブの終了待ち時間を秒単位で指定します。
この設定は、配信前ジョブ、集信完了通知(JOBWAIT)が“正常時ジョブ完了”の場合の集信正常時ジョブ、リモートジョブ実行、およびファイルトリガ機能から起動されるジョブで有効です。
その他のジョブ実行に関しては、無制限にジョブの終了を待ちます。
詳細は、「UNIX/Linux アドミニストレーション マニュアル」を参照してください。
- ログ切り替え値(logdelcount)
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配信履歴、集信履歴、および要求受付履歴を自動的に削除する場合、その削除を行うタイミングを件数単位で指定します。
それぞれの履歴ファイルが指定件数に達した場合、履歴を切り替えます。
“0”を指定した場合は、履歴の切り替えを行いません。
- 状況表示選択(statusdisplay)
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HULFT Manager管理画面の転送状況一覧画面にて表示する転送状況の種類を指定します。
- 配信状況のみ表示
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: 配信状況のみ表示します。
- 全て表示
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: 配信状況および集信状況を表示します。
- HULFT識別文字(hulcharacter)
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同一環境に複数のHULFTが起動していた場合に、操作ログおよびトレースログがどのHULFTから出力されたのかを識別するための文字列を指定します。
9バイト以上指定した場合はエラーとなり、初期値(空文字列)が設定されます。
省略した場合は何も表示されません。
- HULFT ScriptポートNo.(hsport)
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HULFT Scriptを導入した場合に使用するポート番号を指定します。
接続先ホストがHULFT Ver.8.1以降で、接続先ホストにHULFT Scriptが導入されている場合に表示されます。
このポート番号は、オペレーティングシステムが予約しているポート番号や他のHULFTのデーモンが使用するポート番号と重複しないように注意してください。
詳細は、接続先ホストの「HULFT Script マニュアル」を参照してください。
注意OSがエフェメラルポート(短命なポート)に設定している範囲のポート番号は設定しないでください。
- トレース出力バージョン(tlogver)
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配信・集信・要求受付の動作状況を出力するログのバージョンを指定します。
- V6出力モード
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: トレースログ(V6ヘッダ)、メッセージログを出力
- V7出力モード
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: トレースログ(V7ヘッダ)を出力
- V8出力モード
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: トレースログ(V8ヘッダ)を出力
- V8.4出力モード
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: トレースログ(V8.4ヘッダ)を出力
接続先ホストがHULFT Ver.8.4以降の場合のみ表示されます。
接続先ホストがHULFT Ver.8.4以降の場合、出力されたログの内容は、トレースログへの出力(tracelog)およびシステムログへの出力(syslog)の設定によって異なります。
接続先ホストがHULFT Ver.8.4未満の場合、出力されたログの内容は、トレース出力モード(tlogmode)の設定によって異なります。
ログ出力機能については、「UNIX/Linux エラーコード・メッセージ」を参照してください。
- トレース出力モード(tlogmode)
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配信・集信・要求受付の動作状況を出力するログのモードを指定します。
接続先ホストがHULFT Ver.8.4未満の場合に表示されます。
- 出力しない
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: トレースログを出力しません。
- 異常系のみ出力
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: 異常系のトレースログを出力します。
- 全て出力
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: すべてのトレースログを出力します。
ログ出力機能については、「UNIX/Linux エラーコード・メッセージ」を参照してください。
- ログ縮小モード(logreduction)
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トレースログおよびsyslogへメッセージを出力する際、すべての項目を出力するか、共通ヘッダ部の項目だけを出力するかを指定します。
接続先ホストがHULFT Ver.8.4以降の場合に表示されます。
- 全て出力する
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: すべての項目を出力する
- ヘッダ部分のみを出力する
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: 共通ヘッダ部分のみを出力する
共通ヘッダ部については、「UNIX/Linux エラーコード・メッセージ」を参照してください。
- トレースログへ出力(tracelog)
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ログ(メッセージ)をトレースログへ出力するかどうかを指定します。
接続先ホストがHULFT Ver.8.4以降の場合に表示されます。
メッセージレベルごとに指定可能です。
チェックした場合にはトレースログに出力を行い、チェックしなかった場合にはトレースログに出力を行いません。
指定するメッセージレベルは以下です。
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インフォメーション
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ワーニング
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エラー
メッセージレベルの種類については、「UNIX/Linux エラーコード・メッセージ」を参照してください。
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- システムログへ出力(syslog)
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ログ(メッセージ)をsyslogへ出力するかどうかを指定します。
接続先ホストがHULFT Ver.8.4以降の場合に表示されます。
メッセージレベルごとに指定可能です。
チェックした場合にはsyslogに出力を行い、チェックしなかった場合にはsyslogに出力を行いません。
指定するメッセージレベルは以下です。
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インフォメーション
-
ワーニング
-
エラー
メッセージレベルの種類については、「UNIX/Linux エラーコード・メッセージ」を参照してください。
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- トレース出力ファイル名(tlogfile)
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トレースログ出力を行う際の出力ファイル名を指定します。
256バイト以内の英数字で指定します。
接続先ホストがHULFT Ver.8.4以降の場合、トレースログへの出力(tracelog)のメッセージレベルのいずれかをチェックしたときは、この項目は省略できません。
接続先ホストがHULFT Ver.8.4未満の場合、トレース出力モード(tlogmode)が“異常系のみ出力”または“全て出力”のときは省略できません。
ログ出力内容と出力先については、「UNIX/Linux エラーコード・メッセージ」を参照してください。
- トレース出力ファイルサイズ(tlogsize)
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トレース出力ファイルの切り替えタイミングをMB単位で指定します。
トレース出力ファイルが指定サイズになるとバックアップを作成します。
バックアップファイルは常に上書きです。
バックアップファイル名は、トレース出力ファイルのファイル名に拡張子「.bak」を付加します。