操作ログ出力システムの起動方法
操作ログを出力するためには、操作ログ受付ジョブを起動しておく必要があります。
システム動作環境設定ファイル(HULENV)が認識できないと操作ログ受付ジョブは起動できません。また、起動時のパラメータに誤りがあるときも操作ログ受付ジョブは起動しません。
起動時のパラメータの中には、常駐ジョブから起動されるジョブに引き継がれるパラメータがあります。詳細は「アドミニストレーション マニュアル」の起動と停止についての説明を参照してください。
システム動作環境設定ファイルについては、「アドミニストレーション マニュアル」を参照してください。
(1) 操作ログ受付ジョブの起動
プログラムインタフェース
SBMJOB CMD(CALL PGM(ライブラリ名/HULOPLD) [PARM(['LIB=ライブラリ名'] ['OUTPUT=filename'])]) JOB(HULOPLD) JOBQ(ライブラリ名/HULJOBQ)
パラメータ説明
- LIB=ライブラリ名
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HULFTがインストールされているライブラリ名(省略時値 HULFT)
先頭英字の10バイト以内の英数字で指定します。
- OUTPUT=filename
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メッセージの出力先(省略可)
「ライブラリ名/ファイル名(メンバ名)」の形式で指定します。
ログファイルのレコード保持件数は無制限です。
省略するとシステム動作環境設定で設定したファイルに出力されます。
詳細は「アドミニストレーションマニュアル」を参照してください。
= 備考 =メッセージ出力パラメータ(OUTPUT)を指定した場合のメッセージは、「エラーコード・メッセージ」を参照してください。
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すべての操作ログを出力するためには、操作ログ受付ジョブは配信受付ジョブ、集信受付ジョブ、要求受付ジョブより先に起動してください。
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操作ログを出力する場合、事前に出力先ライブラリを作成しておく必要があります。詳細は「アドミニストレーション マニュアル」の操作ログの説明を参照してください。
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操作ログ受付ジョブを起動する際、操作ログ受付ジョブを起動するジョブのCCSID(コード化文字セット識別コード)を65535に設定してください。65535以外に設定すると、配信受付ジョブ、集信受付ジョブとの通信や管理情報へのアクセスなどが正しく行われない場合があります。
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JOBMSGQFL(ジョブ・メッセージ待ち行列満杯処置)を*NOWRAPに設定すると、ジョブ・メッセージ待ち行列が満杯になったときにHULFT常駐ジョブが動作しなくなる場合があります。