未配信状態キューへの設定値変更

配信待ちになっているキューの設定値を変更することができます。

(1) 未配信状態キューの変更コマンド

プログラムインタフェース

CALL ライブラリ名/UTLSCHANGE PARM(['LIB=ライブラリ名'] 'F=fileid'
   'H=hostname' ['P=priority'] ['I=time'] ['BL=blocklen'] ['BC=block'] 
   ['G'] ['OUTPUT=filename'] ['EXIT' CL変数名])

パラメータ説明

LIB=ライブラリ名

HULFTがインストールされているライブラリ名(省略時値HULFT)

先頭英字の10バイト以内の英数字で指定します。

F=fileid

設定値を変更する配信待ちのファイルID(省略不可)

50バイト以内の英数字で指定します。

H=hostname

設定値を変更する配信待ちの集信側ホスト名(省略不可)

68バイト以内の英数字で指定します。

P=priority

優先度(省略可)

”1”から”256”までの間で指定します。

相対的に小さい値のものが優先されます。

I=time

転送間隔(ミリ秒)(省略可)

”0”から”32767”までの間で指定します。

BL=blocklen

転送ブロック長(省略可)

”0”、”128”~”65520”までの間で指定します。ただし、転送ブロック長と転送ブロック数の積が”65520”を超える値は指定できません。

BC=block

転送ブロック数(省略可)

”0”から”99”までの間で指定します。ただし、転送ブロック長と転送ブロック数の積が”65520”を超える値は指定できません。

G

未配信状態キューの変更コマンドが出力するエラーメッセージの表示抑制(省略可)

省略するとエラーメッセージが表示されます。

OUTPUT=filename

未配信状態キューの変更コマンドが出力するエラーメッセージの出力先(省略可)

ライブラリ名/ファイル名(メンバ名)」の形式で指定します。

省略するとエラーメッセージは出力されません。

ログファイルのレコード保持件数は無制限です。

EXIT CL変数名

未配信状態キューの変更コマンドが出力するエラーコードの受け取りとCL変数名(省略可)

EXITとCL変数名は連続して指定してください。

異常終了の場合のみ、エラーコードをCL変数へセットします。

省略するとエラーコードはセットされません。

注意
  • 配信待ちになっているキューに同一ホスト名、ファイルIDが存在する場合は、先頭キューから指定されたホスト名、ファイルIDを検索し最初のキューのみ変更を行います。

  • パラメータ「P=」、「I=」、「BL=」、「BC=」は、すべてを同時に省略することはできません。必ずどれか1つを指定してください。

  • パラメータ「BL=」と「BC=」の両方に”0”を指定している場合にのみ、設定値”0”が適用されます。

  • パラメータ「BL=」と「BC=」のどちらか一方のみに”0”を指定した場合は、エラーとなります。

コマンドインタフェース

UTLSCHANGE FILEID( ) HOSTNAME( ) PRIORITY( ) TIME( ) BLOCKLEN( ) BLOCK( )
   LIBRARY( ) MSG( ) FILE( ) MBR( )

パラメータ説明

FILEID

設定値を変更する配信待ちのファイルID(省略不可)

50バイト以内の英数字で指定します。

HOSTNAME

設定値を変更する配信待ちの集信側ホスト名(省略不可)

68バイト以内の英数字で指定します。

PRIORITY

優先度(省略時値 *SAME)

”00001”から”00256”までの間で指定します。

相対的に小さい値のものが優先されます。

TIME

転送間隔(ミリ秒)(省略時値 *SAME)

”00000”から”32767”までの間で指定します。

BLOCKLEN

転送ブロック長(省略時値 *SAME)

”00000”、”00128”~”65520”までの間で指定します。ただし、転送ブロック長と転送ブロック数の積が”65520”を超える値は指定できません。

BLOCK

転送ブロック数(省略時値 *SAME)

”00001”から”00099”までの間で指定します。ただし、転送ブロック長と転送ブロック数の積が”65520”を超える値は指定できません。

LIBRARY

HULFTがインストールされているライブラリ名(省略時値HULFT)

先頭英字の10バイト以内の英数字で指定します。

MSG

エラーメッセージの表示抑制(省略時値 *YES)

*NO

: エラーメッセージを表示しない

*YES

: エラーメッセージを表示する

FILE

エラーメッセージ出力先ファイルのライブラリ名とファイル名(省略可)

ライブラリ名/ファイル名」の形式で指定します。

それぞれ先頭英字の10バイト以内の英数字で指定します。

省略するとエラーメッセージは出力されません。ログファイルのレコード保持件数は無制限です。

MBR

エラーメッセージ出力先ファイルのメンバ名(省略時値 *FILE)

先頭英字の10バイト以内の英数字で指定します。