要求受付履歴のリスト表示
要求受付履歴をリスト表示することができます。
(1) 要求受付履歴リスト表示コマンド
プログラムインタフェース
CALL ライブラリ名/UTLOBSLIST PARM(['LIB=ライブラリ名'] ['S=service'] ['H=hostname'] ['FROM=DATE1'] ['TO=DATE2'] ['L'] ['G'] ['OUTPUT=filename'] ['EXIT' CL変数名])
パラメータ説明
- LIB=ライブラリ名
-
HULFTがインストールされているライブラリ名(省略時値 HULFT)
先頭英字の10バイト以内の英数字で指定します。
- S=service
-
サービス名(省略可)
省略するとすべてのサービスが対象となります。
サービス名に関する詳細は「アドミニストレーション マニュアル」を参照してください。
- H=hostname
-
リスト表示対象のホスト名(省略可)
68バイト以内の英数字で指定します。
省略するとすべてのホスト名が対象となります。
- FROM=DATE1 TO=DATE2
-
リスト表示対象の日付(省略可)
8バイトの数字で指定します。
「FROM=」を省略した場合、「TO=」で指定した日付までのすべての日付が対象となります。
「TO=」を省略した場合、「FROM=」で指定した日付以降のすべての日付が対象となります。
どちらも省略した場合はすべての日付が対象となります。日付はシステム動作環境設定の日付形式(DATEFMT)に設定した形式で、「DATE1<=DATE2」の範囲で指定する必要があります。
指定した“DATE1”、“DATE2”もリスト出力の対象に含まれます。
- L
-
ホスト名を全バイト表示(省略可)
ホスト名が68バイトすべて表示されるようになるため、履歴の1レコードが2行に渡って表示されることになります。
省略するとホスト名は最初の8バイトのみ出力され、履歴の1レコードは1行で表示されます。
- G
-
要求受付履歴リスト表示コマンドが出力するエラーメッセージの表示抑制(省略可)
省略するとエラーメッセージが表示されます。
- OUTPUT=filename
-
要求受付履歴リスト表示コマンドが出力するエラーメッセージの出力先(省略可)
「ライブラリ名/ファイル名(メンバ名)」の形式で指定します。
省略するとエラーメッセージは出力されません。
ログファイルのレコード保持件数は無制限です。
- EXIT CL変数名
-
要求受付履歴リスト表示コマンドが出力するエラーコードの受け取りとCL変数名(省略可)
EXITとCL変数名は連続して指定してください。
異常終了の場合のみ、エラーコードをCL変数へセットします。
省略するとエラーコードはセットされません。
コマンドインタフェース
UTLOBSLIST SERVICE( ) HOSTNAME( ) FROM( ) TO( ) DSPTYPE( ) LIBRARY( ) MSG( ) FILE( ) MBR( )
パラメータ説明
- SERVICE
-
サービス名(省略可)
省略するとすべてのサービスが対象となります。
- HOSTNAME
-
リスト表示対象のホスト名(省略可)
68バイト以内の英数字で指定します。
省略するとすべてのホスト名が対象となります。
- FROM TO
-
リスト表示対象の日付(省略可)
8バイトの数字で指定します。
「FROM」を省略すると「TO」で指定した日付までの全ての日付が対象となります。
「TO」を省略すると「FROM」で指定した日付以降の全ての日付が対象となります。
どちらも省略した場合はすべての日付が対象となります。日付はシステム動作環境設定の日付形式(DATEFMT)に設定した形式で、「FROM<=TO」の範囲で指定する必要があります。指定した日付もリスト出力の対象に含まれます。
- DSPTYPE
-
ホスト名を全バイト表示(省略時値 *SHORT)
- *SHORT
-
: ホスト名の最初の8バイトを表示
- *LONG
-
: ホスト名を68バイト表示
- LIBRARY
-
HULFTがインストールされているライブラリ名(省略時値 HULFT)
先頭英文字の10バイト以内の英数字で指定します。
- MSG
-
エラーメッセージの表示抑制(省略時値 *YES)
- *NO
-
: エラーメッセージを表示しない
- *YES
-
: エラーメッセージを表示する
- FILE
-
エラーメッセージ出力先ファイルのライブラリ名とファイル名(省略可)
「ライブラリ名/ファイル名」の形式で指定します。
それぞれ先頭英字の10バイト以内の英数字で指定します。
省略するとエラーメッセージは出力されません。ログファイルのレコード保持件数は無制限です。
- MBR
-
エラーメッセージ出力先ファイルのメンバ名(省略時値 *FILE)
先頭英字の10バイト以内の英数字で指定します。
(2) 表示例
パラメータ「L」の指定を行った場合
SSERVICE HOSTNAME DATE TIME STATUS HULJOB AS400 2017/12/29 15:07:16 0000-0000 HULJOB AS400 2017/12/29 15:08:06 0000-0000 HULJOB AS400 2017/12/29 15:08:54 0000-0000
パラメータ「L」の指定を省略した場合
SERVICE HOSTNAME DATE TIME STATUS HULJOB AS400 2017/12/29 15:07:16 0000-0000 HULADMIN WINDOWSM 2017/12/29 15:59:06 0000-0000 HULADMIN WINDOWSM 2017/12/29 16:22:01 0000-0000