受信可能通知
受信可能通知は、受信可能状態になったことを詳細ホスト情報に登録されているすべてのホストに通知します。
受信可能通知コマンドを実行するには、あらかじめ集信受付ジョブおよび相手側の配信受付ジョブと要求受付ジョブを起動しておく必要があります。
(1) 受信可能通知コマンド
プログラムインタフェース
CALL ライブラリ名/UTLRECV PARM(['LIB=ライブラリ名'] 'A' ['G'] ['OUTPUT=filename'] ['EXIT' CL変数名])
パラメータ説明
- LIB=ライブラリ名
-
HULFTがインストールされているライブラリ名(省略時値 HULFT)
先頭英字の10バイト以内の英数字で指定します。
- A
-
詳細ホスト情報に登録されているすべてのホストに再送要求(省略不可)
- G
-
受信可能通知コマンドが出力するエラーメッセージの表示抑制(省略可)
省略するとエラーメッセージが表示されます。
- OUTPUT=filename
-
受信可能通知コマンドが出力するエラーメッセージの出力先(省略可)
「ライブラリ名/ファイル名(メンバ名)」の形式で指定します。
省略するとエラーメッセージは出力されません。
ログファイルのレコード保持件数は無制限です。
- EXIT CL変数名
-
受信可能通知コマンドが出力するエラーコードの受け取りとCL変数名(省略可)
EXITとCL変数名は連続して指定してください。
異常終了の場合のみ、エラーコードをCL変数へセットします。
省略するとエラーコードはセットされません。
コマンドインタフェース
UTLRECV HOSTNAME( ) RESEND( ) CHKP( ) LIBRARY( ) MSG( ) FILE( ) MBR( )
パラメータ説明
- HOSTNAME
-
再送要求を依頼する相手ホスト名(省略不可)
”*ALL”を指定することで詳細ホスト情報に登録されているすべてのホストに再送要求を依頼します。
- RESEND
-
再送要求依頼(省略不可)
- *NO
-
: 再送要求を依頼しない
- *YES
-
: 再送要求を依頼する
受信可能通知を行う場合は必ず”*YES”を指定します。
- CHKP
-
チェックポイント指定(省略時値 *YES)
- *NO
-
: 先頭から再配信を行う
- *YES
-
: 異常個所から再配信を行う
- LIBRARY
-
HULFTがインストールされているライブラリ名(省略時値 HULFT)
先頭英字の10バイト以内の英数字で指定します。
- MSG
-
エラーメッセージの表示抑制(省略時値 *YES)
- *NO
-
: エラーメッセージを表示しない
- *YES
-
: エラーメッセージを表示する
- FILE
-
エラーメッセージ出力先ファイルのライブラリ名とファイル名(省略可)
「ライブラリ名/ファイル名」の形式で指定します。
それぞれ先頭英字の10バイト以内の英数字で指定します。
省略するとエラーメッセージは出力されません。ログファイルのレコード保持件数は無制限です。
- MBR
-
エラーメッセージ出力先ファイルのメンバ名(省略時値 *FILE)
先頭英字の10バイト以内の英数字で指定します。