操作ログの手動切り替え
既存の操作ログ(ファイルアクセスログとコマンド実行ログ)をバックアップし、新規ファイルに切り替えます。バックアップファイルの出力先、命名規則や世代管理は自動切り替えの場合と同じです。詳細は「アドミニストレーション マニュアル」の操作ログの説明を参照してください。
(1) 操作ログ手動切り替えコマンド
プログラムインタフェース
CALL ライブラリ名/UTLOPLCHG PARM(['LIB=ライブラリ名'] 'FL|CL|A' ['G'] ['OUTPUT=filename'] ['EXIT' CL変数名])
パラメータ説明
- LIB=ライブラリ名
-
HULFTがインストールされているライブラリ名(省略時値 HULFT)
先頭英字の10バイト以内の英数字で指定します。
- FL|CL|A
-
切り替え対象の操作ログ(省略不可)
FL、CL、Aのどれか1つを指定します。2つ以上を同時に指定することはできません。
- FL
-
: ファイルアクセスログのみ切り替えます
- CL
-
: コマンド実行ログのみ切り替えます
- A
-
: ファイルアクセスログとコマンド実行ログの両方を切り替えます
- G
-
操作ログ手動切り替えコマンドが出力するエラーメッセージの表示抑制(省略可)
省略するとエラーメッセージが表示されます。
- OUTPUT=filename
-
操作ログ手動切り替えコマンドが出力するエラーメッセージの出力先(省略可)
「ライブラリ名/ファイル名(メンバ名)」の形式で指定します。
省略するとエラーメッセージは出力されません。
ログファイルのレコード保持件数は無制限です。
- EXIT CL変数名
-
操作ログ手動切り替えコマンドが出力するエラーコードの受け取りとCL変数名(省略可)
EXITとCL変数名は連続して指定してください。
異常終了の場合のみ、エラーコードをCL変数へセットします。
省略するとエラーコードはセットされません。
操作ログはFIFOを経由して出力されます。操作ログの切り替えを実行した時点でFIFOにメッセージが残っていた場合、切り替え実行後に残っていたメッセージを出力します。そのため、切り替え実行前に処理が終わっている操作のログが切り替え実行後に出力される場合があります。
コマンドインタフェース
UTLOPLCHG LOG() LIBRARY( ) MSG( ) FILE( ) MBR( )
パラメータ説明
- LOG
-
切り替え対象の操作ログ(省略時値 *ALL)
- FL
-
: ファイルアクセスログのみ切り替えます
- CL
-
: コマンド実行ログのみ切り替えます
- *ALL
-
: ファイルアクセスログとコマンド実行ログの両方を切り替えます
”*ALL”を指定した場合または省略した場合は、ファイルアクセスログおよびコマンド実行ログが対象となります。
- LIBRARY
-
HULFTがインストールされているライブラリ名(省略時値 HULFT)
先頭英文字の10バイト以内の英数字で指定します。
- MSG
-
エラーメッセージの表示抑制(省略時値 *YES)
- *NO
-
: エラーメッセージを表示しない
- *YES
-
: エラーメッセージを表示する
- FILE
-
エラーメッセージ出力先ファイルのライブラリ名とファイル名(省略可)
「ライブラリ名/ファイル名」の形式で指定します。
それぞれ先頭英字の10バイト以内の英数字で指定します。
省略するとエラーメッセージは出力されません。ログファイルのレコード保持件数は無制限です。
- MBR
-
エラーメッセージ出力先ファイルのメンバ名(省略時値 *FILE)
先頭英字の10バイト以内の英数字で指定します。