フォーマット情報の内容表示
すでに登録済みのフォーマット情報から、その内容をリスト表示することができます。
エミュレータの設定(「ホスト・コード・ページ」)と、このコマンドを実行するジョブのCCSID(コード化文字セット識別コード)が下記のいずれかを満たすように設定してください。満たしていない場合、正しくリスト表示されません。
【設定1】
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エミュレータの設定とシステム動作環境設定ファイルのHULFTキャラクタセットを一致させる
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ジョブのCCSID(コード化文字セット識別コード)に65535を設定する
【設定2】
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エミュレータの設定とシステム動作環境設定ファイルHULFTキャラクタセットを一致させる
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ジョブのCCSID(コード化文字セット識別コード)とシステム動作環境設定ファイルのHULFTキャラクタセットを一致させる
(1) フォーマット情報表示コマンド
プログラムインタフェース
CALL ライブラリ名/UTLILIST PARM(['LIB=ライブラリ名'] 'I=FMT' 'ID=formatid' ['G'] ['OUTPUT=filename'] ['EXIT' CL変数名])
パラメータ説明
- LIB=ライブラリ名
-
HULFTがインストールされているライブラリ名(省略時値 HULFT)
先頭英字の10バイト以内の英数字で指定します。
- I=FMT
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フォーマット情報を出力(省略不可)
- ID=formatid
-
表示させるフォーマットID(省略不可)
50バイト以内の英数字で指定します。
- G
-
フォーマット情報表示コマンドが出力するエラーメッセージの表示抑制(省略可)
省略するとエラーメッセージが表示されます。
- OUTPUT=filename
-
フォーマット情報表示コマンドが出力するエラーメッセージの出力先(省略可)
「ライブラリ名/ファイル名(メンバ名)」の形式で指定します。
省略するとエラーメッセージは出力されません。
ログファイルのレコード保持件数は無制限です。
- EXIT CL変数名
-
フォーマット情報表示コマンドが出力するエラーコードの受け取りとCL変数名(省略可)
EXITとCL変数名は連続して指定してください。
異常終了の場合のみ、エラーコードをCL変数へセットします。
省略するとエラーコードはセットされません。
コマンドインタフェース
UTLILIST FILETYPE(FMT formatid) LIBRARY( ) MSG( ) FILE( ) MBR( )
パラメータ説明
- FILETYPE(FMT formatid)
-
フォーマット情報(FMT)と表示させるフォーマットID(省略不可)
formatidは、50バイト以内の英数字で指定します。
- LIBRARY
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HULFTがインストールされているライブラリ名(省略時値 HULFT)
先頭英文字の10バイト以内の英数字で指定します。
- MSG
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エラーメッセージの表示抑制(省略時値 *YES)
- *NO
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: エラーメッセージを表示しない
- *YES
-
: エラーメッセージを表示する
- FILE
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エラーメッセージ出力先ファイルのライブラリ名とファイル名(省略可)
「ライブラリ名/ファイル名」の形式で指定します。
それぞれ先頭英字の10バイト以内の英数字で指定します。
省略するとエラーメッセージは出力されません。ログファイルのレコード保持件数は無制限です。
- MBR
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エラーメッセージ出力先ファイルのメンバ名(省略時値 *FILE)
先頭英字の10バイト以内の英数字で指定します。
(2) 表示例
フォーマットID 'FORMAT01'の内容表示
FMT=FMT0001 COMMENT=FORMAT PERSONAL DATA ITEM START LENGTH POINT TYPE TYPE 1 1 0 X NAME 2 20 0 N AGE 22 50 0 X TEL 72 13 0 9