サブシステム記述の作成手順
標準モードでインストールした場合、導入先ライブラリは自動的に「HULFT」になり、サブシステム記述名も自動的に「HULFT」になります。カスタムモードのインストールで「HULFT」以外の導入先ライブラリ名(例:HULFT8)を指定した場合は、指定した導入先ライブラリと同じ名前のサブシステム記述(HULFT8)ができます。
上記以外の名前でサブシステム記述を使用する場合は、以降に示す手順でサブシステム記述を作成してください。
(1) サブシステム記述の削除
DLTSBSDコマンドを使用して、インストールされたサブシステム記述を削除します。
実行コマンド
DLTSBSD SBSD(導入先ライブラリ名/HULFT)
CRTSBSDコマンドを使用して、サブシステム記述を作成します。
実行コマンド
CRTSBSD SBSD(導入先ライブラリ名/サブシステム記述名) POOLS((1 *BASE))
注意
サブシステム記述名は任意です。
(3) ジョブ待ち行列の項目追加
ADDJOBQEコマンドを使用して、ジョブ待ち行列に項目を追加します。
実行コマンド
ADDJOBQE SBSD(導入先ライブラリ名/サブシステム記述名) JOBQ(導入先ライブラリ名/HULJOBQ) MAXACT(*NOMAX)
注意
サブシステム記述名は「(2) サブシステム記述の作成」で作成したものを使用します。またジョブ待ち行列名は「HULJOBQ」で固定です。
(4) 経路指定の項目追加
ADDRTGEコマンドを使用して、経路指定に項目を追加します。
実行コマンド
ADDRTGE SBSD(導入先ライブラリ名/サブシステム記述名) SEQNBR(1) CMPVAL(*ANY) PGM(QSYS/QCMD) CLS(導入先ライブラリ名/HULCLS)
注意
サブシステム記述名は「(2) サブシステム記述の作成」で作成したものを使用します。