セットアップタイプと作業の流れ

HULFTのインストール手順は、セットアップタイプによって変わります。インストールの手順を以下に示します。

(1) インストールの手順(標準モード)

表1.2 インストールの手順(標準モード)

インストールの手順

セットアップタイプ

初期値

新規セットアップ

アップデート

プロダクトキー更新

バージョンアップ

レベルアップ

リビジョンアップ

1

導入先ライブラリの決定

2

サインオン

3

オブジェクトの復元

4

ワークライブラリの作成

5

セットアッププログラムの起動

6

ライセンス情報の入力

7

利用期間ライセンスキーの入力(*1)

8

セットアップモードの選択

9

導入先ライブラリの指定

HULFT

10

セットアップタイプの選択

11

ホスト名の設定

(*2)

12

HULFTで使用する言語の設定

(*3)

13

転送コードセットの設定

(*4)

14

HULFTキャラクタセットの設定

(*5)

15

HULFTの日付形式の設定

(*6)

16

移行前のEBCDICセットの入力

(*7)

17

暗号化方式の変更

18

コンバート情報の選択

19

セットアップ内容の確認

20

セットアップ状況の表示

21

セットアップ完了画面の確認

:

必要

:

必要時のみ

:

不要

*1

:

HULFTが製品版(期間限定ライセンス)の場合のみ必要です。

*2

:

OSに設定されているTCP/IPホスト名が初期値です。ホスト名が68バイト以内であれば、ホスト名がそのまま設定されます。

以下に示す場合は、標準モードでもホスト名の設定画面が表示されるので、ホスト名を設定してください。

  • ホスト名が68バイトを超過

  • ホスト名が未登録または空白

  • ホスト名の取得がエラー

*3

:

システム値QLANGIDがJPNだった場合は日本語が、それ以外だった場合は英語が自動的に設定されます。

システム値QLANGIDが取得できない場合は、標準モードでもHULFTで使用する言語の設定画面が表示されるので、言語種別を設定してください。

*4

:

システム値QLANGIDに応じて、以下に示す値が初期値となります。

システム値QLANGID

初期値

JPN

IBM漢字

CHS

IBM簡体字

上記以外

転送コードセット設定画面が表示されます。転送コードセットを設定してください。

エラー

*5

:

ジョブのCCSID(コード化文字セット識別コード)に応じて、以下に示す値が初期値となります。

ジョブのCCSID

初期値

65535 以外

ジョブのCCSID

65535

デフォルトCCSID

CCSIDが取得不可

HULFTキャラクタセットの設定画面が表示されます。HULFTキャラクタセットを設定してください。

*6

:

システム値QDATFMTに応じて、以下に示す値が初期値となります。

システム値QDATFMT

初期値

YMD

1(YYYY/MM/DD)

MDY

2(MM/DD/YYYY)

DMY

3(DD/MM/YYYY)

上記以外

1(YYYY/MM/DD)

取得に失敗

*7

:

HULFT8 for IBMi Ver.8.1.0未満からのバージョンアップでは、以下に示す値が初期値となります。

アップデート前のHULFT

初期値

HULFT7 for i5OS Ver.7.3.0以降
かつ HULFT8 for IBMi Ver.8.1.0未満

移行前のシステム動作環境設定の以下の値

・管理情報EBCDICコードセット(ADMEBCDIC)

HULFT7 for i5OS Ver.7.3未満

HULFT for OS400 Ver.6 日本語版

H(IBMカナ文字拡張)

HULFT7e for i5OS

HULFT for OS400 Ver.6 英語版

F(IBM英小文字拡張)

HULFT8 for IBMi Ver.8.1.0以降からのアップデートの場合、通常は移行前のEBCDICセットを選択する画面は表示されません。

しかし、HULENVが直接編集されているなどの理由から、システム動作環境設定の設定値を取得できない場合は、移行前のEBCDICセットを選択する画面が表示されます。

HULFT8 for IBMi Ver.8.1.0以降からのアップデートで移行前のEBCDICセットを選択する画面が表示された場合は、移行前の「HULFTキャラクタセット(HULCHARSET)」に合わせた値を指定してください。

(2) インストールの手順(カスタムモード)

表1.3 インストールの手順(カスタムモード)

インストールの手順

セットアップタイプ

新規セットアップ

アップデート

プロダクトキー更新

バージョンアップ

レベルアップ

リビジョンアップ

1

導入先ライブラリの決定

2

サインオン

3

オブジェクトの復元

4

ワークライブラリの作成

5

セットアッププログラムの起動

6

ライセンス情報の入力

7

利用期間ライセンスキーの入力(*1)

8

セットアップモードの選択

9

導入先ライブラリの指定

10

セットアップタイプの選択

△(*2)

11

ホスト名の設定

12

HULFTで使用する言語の設定

13

転送コードセットの設定

14

HULFTキャラクタセットの設定

15

HULFTの日付形式の設定

16

移行前のEBCDICセットの入力

17

暗号化方式の変更

18

コンバート情報の選択

19

セットアップ内容の確認

20

セットアップ状況の表示

21

セットアップ完了画面の確認

:

必要

:

必要時のみ

:

不要

*1

:

HULFTが製品版(期間限定ライセンス)の場合のみ必要です。

*2

:

HULFTが以下の製品種別の場合に必要です。

  • 製品版

  • 製品版(期間限定ライセンス)