起動関連設定
- ワークライブラリ(TMPPATH)
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HULFTが一時的に作成するファイルおよび、ユーザ待ち行列を置くライブラリを指定します(省略不可)。
このライブラリは、すでに存在するQTEMP以外のライブラリを指定してください。
= 備考 =この項目の対象となるユーザ待ち行列は、HULFTを構成する各ジョブが通信するためのユーザ待ち行列(SDDxx2、SDDxx4、RCVxx、OBSxx、OPLxx、OPLCxx、OPLFxx)です。「xx」は、ジョブのプロセスキー(FIFOKEYNUM)により値が設定されます。
- 自ホスト名(MYHOSTNAME)
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HULFTが使用するTCP/IP上のホスト名を指定します(省略不可)。
HULFTはここに設定したホスト名を自分のホスト名として使用します。
相手ホストのホスト種が富士通Kの場合、8バイトまで有効となります。
- 集信ポートNO.(RCVPORT)
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集信受付ジョブが他ホストと通信を行うためのポート番号を指定します(省略不可)。
このポート番号は、オペレーティングシステムが予約しているポート番号や要求受付ジョブ、配信受付ジョブが使用するポート番号と重複しないように注意してください。
- 要求受付ポートNO.(OBSPORT)
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要求受付ジョブが他ホストと通信を行うためのポート番号を指定します(省略不可)。
このポート番号は、オペレーティングシステムが予約しているポート番号や集信受付ジョブ、配信受付ジョブが使用するポート番号と重複しないように注意してください。
- 配信受付ポートNO.(SDDPORT)
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配信受付ジョブが内部通信を行うためのポート番号を指定します(省略不可)。
このポート番号は、オペレーティングシステムが予約しているポート番号や集信受付ジョブ、要求受付ジョブが使用するポート番号と重複しないように注意してください。
- 配信ジョブの多重度(SNDPSNUM)
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配信受付ジョブから同時に起動される配信ジョブの最大値を指定します(省略可)。
省略すると“10”が設定されます。
配信処理では、同時に配信するホストの数が多いほど、システムや回線の負荷が大きくなります。現在HULFTを使用しているシステムの状態に合わせて適切な値に設定してください。
- 集信ジョブの多重度(RCVPSNUM)
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同時に起動する集信ジョブの最大数を指定します(省略可)。
省略すると“99999”が設定されます。
設定した値を超える集信は受け付けません。現在HULFTを使用しているシステムの状態に合わせて適切な値に設定してください。
- ジョブのプロセスキー(FIFOKEYNUM)
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各受付ジョブとジョブが通信するためのキーを指定します(省略可)。
同一オペレーティングシステム内の同一ワークライブラリでHULFTを複数起動するときは、キーが重複しないようにしてください。1つのオペレーティングシステムでHULFTを複数使用する場合以外変更は必要ありません。
省略すると“00”が設定されます。