通信関連設定
- コネクションリトライ間隔(RETRYTIME)
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HULFTが集信側ホストへのソケット接続に失敗したとき、再接続を試みるまでの待ち時間を指定します(秒)(省略可)。
省略すると“20”が設定されます。
- コネクションリトライ回数(RETRYCNT)
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HULFTが集信側ホストへのソケット接続に失敗したとき、再接続を試みる回数を指定します(省略可)。
省略すると“5”が設定されます。
“0”を設定した場合、再接続は行いません。
- 自動再配信リトライ回数(SOCKERR_AUTORETRY)
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配信処理中または集信処理中に通信異常が発生した場合に、HULFTが自動再配信を試みる回数を指定します(省略可)。
省略すると“0”が設定されます。
“0”を設定した場合、自動再配信は行いません。
- ソケットリードタイムアウト(SOCKTIME)
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ソケット通信中に相手ホストから応答がない場合のタイムアウト時間を秒単位で指定します(省略可)。
タイムアウトした場合は、通信異常と判断して通信を切断します。ネットワークの異常を検知するための時間なので、ご使用のネットワークに適した値を設定してください。
省略すると“3600”が設定されます。
- HULFT MANAGERタイムアウト(ADMSOCKTIME)
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HULFT Managerからの要求受付処理でHULFT Managerから応答がなかった場合のタイムアウト時間を秒単位で指定します(省略可)。
タイムアウトした場合は、通信異常と判断して通信を切断します。
省略すると“3600”が設定されます。
- ソケット送信バッファサイズ(SNDSOCKSIZE)
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ソケット通信を行うときの、送信サイズを指定します(省略可)。
省略すると“0”が設定されます。
“0”を指定すると、HULFTを使用している環境(OS)に設定されている値で動作します。
- ソケット受信バッファサイズ(RCVSOCKSIZE)
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ソケット通信を行うときの、受信サイズを指定します(省略可)。
省略すると“0”が設定されます。
“0”を指定すると、HULFTを使用している環境(OS)に設定されている値で動作します。
- 電文転送タイプ(PROCTRANSTYPE)
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データ転送方法を指定します。
- N
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: 異常検知優先モード
集配信時ともに、異常検知優先モードで動作します。データ転送方法、転送異常検知のタイミング、キャンセル受付のタイミングは、HULFT Ver.7未満のHULFTと同じです。
- S
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: 配信速度優先モード
配信は転送速度優先モード、集信は異常検知優先モードで動作します。HULFT Ver.7未満の転送方法と比べ、配信時のリソースの使用率が変化し、転送異常検知のタイミング、キャンセル受付のタイミングが遅くなる場合があります。集信側のHULFTが転送速度優先モードでない場合は、異常検知優先モードが設定されます。
- R
-
: 集信速度優先モード
集信は転送速度優先モード、配信は異常検知優先モードで動作します。HULFT Ver.7未満の転送方法と比べ、集信時のリソースの使用率が変化し、転送異常検知のタイミング、キャンセル受付のタイミングが遅くなる場合があります。配信側のHULFTが転送速度優先モードでない場合は、異常検知優先モードが設定されます。
- A
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: 集配信速度優先モード
集配信時ともに、転送速度優先モードで動作します。HULFT Ver.7未満の転送方法と比べ、集配信時のリソースの使用率が変化し、転送異常検知のタイミング、キャンセル受付のタイミングが遅くなる場合があります。相手側のHULFTが転送速度優先モードでない場合は、異常検知優先モードが設定されます。
省略すると“A”が設定されます。
- パケット送信(SENDPACKET)
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通信タイムアウトを防止するために、HULFTが相手ホストに少量のパケットを一定間隔で送信するかしないかを指定します(省略可)。
- 0
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: パケットを送信しない
- 1
-
: パケットを送信する
“1”を設定したときに起動されるジョブは以下のとおりです。
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HULSNDH
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HULRCVH
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HULOBSH
省略すると“0”が設定されます。
- 接続待ち最大数(LISTEN)
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配信受付ジョブ、集信受付ジョブ、要求受付ジョブが同時接続で受け付けることができる最大数を指定します(省略可)。
省略すると“50”が設定されます。
この値を超えて同時に接続が行われた場合は、接続側でエラーが発生します。同時に通信できる最大数ではないので注意してください。