コード変換関連設定
- 転送コードセット(CS4TRNSFR)
-
配信ファイルまたは集信ファイルのコード変換で使用するコードセットを指定します(省略不可)。
- 8
-
: UTF-8
- I
-
: IBM漢字
- C
-
: IBM簡体字
- KEIS全角スペースモード(KEISSPMODE)
-
KEISの全角スペースコードの変換規則を指定します(省略可)。
- 0
-
: 全角スペースコードを0x4040に変換する
- 1
-
: 全角スペースコードを0xA1A1に変換する
省略すると“0”が設定されます。
KEIS全角スペースコードの変換規則については、「コード変換 マニュアル」を参照してください。
- 外字テーブル使用(GAIJIFILE)
-
外字テーブル変換の処理を指定します(省略可)。
- 0
-
: 外字テーブルを使用せず、外字コードはすべて’□’に変換する
- 1
-
: 外字テーブルを参照し、外字コードは該当コードに変換する
- 2
-
: 優先的に外字テーブルを参照し、該当コードに変換する
省略すると“0”が設定されます。
外字の変換規則については、「コード変換 マニュアル」を、外字テーブルについては、「外字テーブルについて」を参照してください。
- 外字未登録時処理(GAIJIERR)
-
JISの第一水準、第二水準以外のコードで、外字テーブルにも登録されていないコードに対する処理を指定します(省略可)。
- 0
-
: デフォルトコードに変換する
- 1
-
: エラーとする
省略すると“0”が設定されます。
外字の変換規則については、「コード変換 マニュアル」を参照してください。
- コード変換モード(CODECHANGEMODE)
-
外字の文字列処理の動作を指定します。
- 0
-
: モード0
コード変換時に変換先コードを固定長として外字変換します。
(UTF-8コード以外)
- 1
-
: モード1
コード変換時に変換先コードを可変長として外字変換します。
省略すると“0”が設定されます。
- EBCDICコード間変換(EBCDIC)
-
EBCDICコード間の変換処理を指定します(省略可)。
- 0
-
: 変換しない
- 1
-
: 変換する
省略すると“0”が設定されます。
EBCDICコード間の変換規則については、「コード変換 マニュアル」を参照してください。
- 固定長転送(FIXLEN)
-
テキスト転送時、データサイズが減少した場合(シフトコードのカットなど)にレコードの最後にスペースをセットするかどうかを指定します(省略可)。
- Y
-
: スペースをセットする
- N
-
: スペースをセットしない
省略すると“N”が設定されます。
詳細は「コード変換 マニュアル」を参照してください。
- メッセージキャラクタセット選択(CHARSETOPTMSG)
-
メッセージ出力時のキャラクタセットを指定します(省略可)。
- H
-
: HULFTキャラクタセットモード
- I
-
: IBM英小文字拡張モード
省略すると“H”が設定されます。
注意-
本項目は、旧互換のための項目です。HULFT Ver.8.1以降では、HULFTキャラクタセット(HULCHARSET)の使用をお勧めします。
-
メッセージキャラクタセット選択(CHARSETOPTMSG)とHULFTキャラクタセット(HULCHARSET)の両方を設定した場合、メッセージキャラクタセット選択(CHARSETOPTMSG)の設定が使用されます。
- ジョブ環境変数の文字変換モード(JOBENVCNVMODE)
-
ジョブ実行時の環境変数の文字変換モードを指定します(省略可)。
- 0
-
: 互換モード
- 1
-
: 無変換モード
省略すると“0”が設定されます。
ジョブ実行時の環境変数の文字変換の詳細については「ジョブ実行」を参照してください。
= 備考 =本項目は、HULFT管理画面からは設定できません。
設定値を変更する場合は、システム動作環境設定ファイル(HULENV)を直接編集してください。
なお、システム動作環境設定ファイル(HULENV)を編集する際、本項目以外は変更しないでください。
システム動作環境設定ファイル(HULENV)の記述形式は以下のとおりです。
-
本項目は「タグ名 = 設定値」の形式で記述します。「タグ名」と「=」の間は必ず半角スペースを1文字、記述してください。
-
本項目の設定値は、21バイト目に記述してください。
-
登録順は順不同です。
<設定例>
JOBENVCNVMODE = 1