HULFTシステムの起動と停止について

HULFTのシステムを使用するには、以下のジョブを起動しておく必要があります。ジョブの起動はQSECOFR(機密保護担当者)相当の権限で行うことを原則としています。QSECOFR相当以外での起動は動作の保証ができませんので注意してください。

  • 配信受付ジョブ(HULSNDD)

  • 集信受付ジョブ(HULRCVD)

  • 要求受付ジョブ(HULOBSD)

 

上記の常駐ジョブを起動する際のSBMJOBコマンドのパラメータは、常駐ジョブから起動されるジョブに引き継がれますので注意が必要です。引き継がれるパラメータは以下のとおりです。

【*CURRENT】

  • INLLIBL(初期ライブラリー・リスト)

  • SYSLIBL(システム・ライブラリー・リスト)

  • CURLIB(現行ライブラリー)

  • PRTDEV(印刷装置)

  • OUTQ(出力待ち行列)

  • USER(ユーザー)

  • PRTTXT(印刷テキスト)

  • SCDDATE(スケジュール日)

  • SCDTIME(スケジュール時刻)

  • SRTSEQ(分類順序)

  • LANGID(言語識別コード)

  • CNTRYID(国識別コード)

  • CCSID(コード化文字セット識別コード)

  • SBMFOR(投入)

  • INLASPGRP(初期ASPグループ)

  • SPLFACN(スプール・ファイル・アクション)

【*JOBD】

  • JOBMSGQMX(ジョブ・メッセージ待ち行列最大サイズ)

  • JOBMSGQFL(ジョブ・メッセージ待ち行列満杯処置)

 

なお、QSECOFR相当のユーザとは、以下の条件で作成されたユーザです。

【ユーザー・クラス】

  • *SECOFR

【特殊権限】

  • *ALLOBJ

  • *AUDIT

  • *IOSYSCFG

  • *JOBCTL

  • *SAVSYS

  • *SECADM

  • *SERVICE

  • *SPLCTL