ファイル転送および要求受付処理の動作差異

HULFT

8.0.0

HULFT8では管理情報のIDバイト数の拡張や拡張メッセージに対応するため、通信方式を拡張しました。これにより、下位バージョンのHULFTに接続する際に以下のような影響があります。

  • HULFT Ver.7またはHULFT Ver.6に接続する場合、下位互換の通信方式に切り替えるためのやり取りが増えるため、HULFT Ver.7から接続する場合と比較して接続に時間がかかる場合がある

  • HULFT for Mainframe Ver.8未満に接続する場合、接続先の多重度を1つ多く消費することがある

  • 以下の製品に対して、ファイルの配信および要求の発行が行えない

    • HULFT for Mainframe Type VOS Ver.5

    • HULFT for Mainframe Type ACOS Ver.5

    • HULFT for Himalaya Ver.5

    • HULFT for K

    • HULFT-SAN Ver.5

詳細ホスト情報の設定項目HULFT7通信モードを“有効”に設定すると、そのホストとは最初から下位互換の通信方式で接続するため、上記の影響は解消されます。

HULFT8と通信が保証されている製品については、「HULFT8と通信が保証されている製品一覧」を参照してください。