シフトコードの扱い

HULFT-JPN

7.0.0

HULFT-ENG

7.1.1

以下の条件をすべて満たす場合、コード変換の結果がHULFT Ver.7未満と異なります。

  • 配信側のコードがIBM漢字、JEF、KEIS、NEC漢字のいずれかを使用

  • 集信側のコードがEUC-JPを使用

  • フォーマット転送、またはマルチフォーマット転送

  • フォーマット情報にMタイプの項目があり、コード変換後の長さが項目長より長くなる

  • 配信管理情報のシフトコードの扱いがスペース変換

IBM漢字からEUC-JPに変換したときのHULFT Ver.7以降とVer.7未満の変換結果の違いを次の例で説明します。

例)IBM漢字からEUC-JPに変換する場合の変換結果の違い

HULFT Ver.7未満の動作

  1. EBCDICの半角カタカナをEUC-JPの半角カタカナに変換します。

  2. SOを0x20に置き換えます。

  3. 残りバイト数が2バイトのため、「」より優先してSIを0x20に置き換えます。「」はセットしません。

HULFT Ver.7以降の動作

  1. EBCDICの半角カタカナをEUC-JPの半角カタカナに変換します。

  2. SOを0x20に置き換えます。

  3. 」をセットします。

  4. 残りバイト数がないため、SIはセットされません。

    HULFT Ver.7以降では、SIを置き換えたスペースより、データを優先してセットします。