シフトコードの扱い
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以下の条件をすべて満たす場合、コード変換の結果がHULFT Ver.7未満と異なります。
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集信側のコードがEUC-JPを使用
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フォーマット転送、またはマルチフォーマット転送
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フォーマット情報にMタイプの項目があり、コード変換後の長さが項目長より長くなる
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配信管理情報のシフトコードの扱いがスペース変換
IBM漢字からEUC-JPに変換したときのHULFT Ver.7以降とVer.7未満の変換結果の違いを次の例で説明します。
例)IBM漢字からEUC-JPに変換する場合の変換結果の違い
HULFT Ver.7未満の動作

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EBCDICの半角カタカナをEUC-JPの半角カタカナに変換します。
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SOを0x20に置き換えます。
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残りバイト数が2バイトのため、「あ」より優先してSIを0x20に置き換えます。「あ」はセットしません。
HULFT Ver.7以降の動作

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EBCDICの半角カタカナをEUC-JPの半角カタカナに変換します。
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SOを0x20に置き換えます。
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「あ」をセットします。
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残りバイト数がないため、SIはセットされません。
HULFT Ver.7以降では、SIを置き換えたスペースより、データを優先してセットします。