HULFT for Windowsの機能制限

HULFT8 Managerから接続した場合に機能制限がある接続先ホストと制限内容について説明します。

(1) HULFT for Windows Ver.6に接続した場合の制限

接続先ホストの条件

以下の条件をすべて満たす接続先ホストの場合、機能制限があります。

  • HULFT for Windows Ver.6を導入している

  • HULFT BB クライアントが共存、またはHULFT BB サーバ・オプションを導入している

= 備考 =

HULFT BBクライアント、およびHULFT BBサーバ・オプションには、英語版はありません。

機能制限

HULFT8 Managerから接続した場合、以下の機能制限があります。

  • システム動作環境設定の更新はできません(参照のみ可)。

  • 接続形態が以下のいずれかとなっている接続先ホストの詳細ホスト情報更新画面の表示とコピーはできません(詳細ホスト情報一覧画面での表示と削除は可)。

    • “BB Server(P)”

    • “BB Client(C)”

(2) HULFT Manager Ver.8.1.0未満からHULFT for Windows Ver.8.1.0以降に接続時の制限

接続先ホストの条件

対象となる接続先

  • HULFT for Windows Ver.8.1.0以降

機能制限

HULFT Manager Ver.8.1.0未満から接続した場合、以下の機能制限があります。

表8.16 HULFT for Windows.8.1.0以降の機能制限

制限のある機能または画面

項目名

制限内容

システム動作環境設定

HULFT動作言語

HULFT for Windows Ver.8.1.0以降で、“ZHO”が設定されている場合の制限

  • システム動作環境設定画面には設定値と異なる値が表示されます。

  • システム動作環境設定を保存することはできません。

詳細ホスト情報

転送コードセット(*1)

HULFT for Windows Ver.8.1.0以降で、“GB18030”または“UTF-8”が設定されている詳細ホスト情報は、詳細ホスト情報一覧にホスト名が表示されません。

ファイルトリガ情報

サブディレクトリ監視

HULFT for Windows Ver.8.1.0以降で、“Y(監視する)”が設定されているファイルトリガ情報は、ファイルトリガ情報一覧にトリガIDが表示されません。

正規表現使用

HULFT for Windows Ver.8.1.0以降で、“Y(使用する)”が設定されているファイルトリガ情報は、ファイルトリガ情報一覧にトリガIDが表示されません

ディレクトリ名

HULFT for Windows Ver.8.1.0以降で、以下の2つが設定されているファイルトリガ情報は、ファイルトリガ情報更新画面に「ディレクトリ名」の項目が表示されません。

  • 「サブディレクトリ監視」に“N(監視しない)”

  • 「正規表現使用」に“N(使用しない)”

*1

:

HULFT Manager Ver.8.1.0未満では「漢字コード種」、HULFT Manager Ver.8.1.0以降では「転送コードセット」と表示されます。

(3) HULFT Manager Ver.8.4.0未満からHULFT for Windows Ver.8.4.0以降に接続時の制限

接続先ホストの条件

対象となる接続先

  • HULFT for Windows Ver.8.4.0以降

機能制限

HULFT Manager Ver.8.4.0未満から接続した場合、以下の機能制限があります。

表8.17 HULFT for Windows.8.4.0以降の機能制限

制限のある機能または画面

項目名

制限内容

システム動作環境設定

要求受付ホストチェック

HULFT for Windows Ver.8.4.0以降で、以下4つの項目すべてが同じ設定値ではない場合の制限

  1. 未登録ホストの送信要求・再送要求受付許可(allowsndreq)

  2. 未登録ホストの集信後ジョブ結果参照要求受付許可(allowpostrjobrslt)

  3. 未登録ホストのジョブ実行結果通知受付許可(allowjobrsltntfy)

  4. 未登録ホストのリモートジョブ実行受付許可(allowrmtjobexe)

 

  • システム動作環境設定画面の要求受付ホストチェックには設定値と異なる値が表示されます。

  • システム動作環境設定を保存することはできません。

イベントログ

HULFT for Windows Ver.8.4.0以降で、エラー(軽度)エラー(重度)の値が“10”または“01”に設定されている場合の制限

  • システム動作環境設定画面の“軽度および重度のエラー”には設定値と異なる値が表示されます。

  • システム動作環境設定を保存することはできません。