HULFT for UNIX/Linuxの機能制限
HULFT8 Managerから接続した場合に機能制限がある接続先ホストと制限内容について説明します。
(1) HULFT for UNIX/Linux Ver.6に接続した場合の制限
接続先ホストの条件
以下の条件をすべて満たす接続先ホストの場合、機能制限があります。
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HULFT for UNIX/Linux Ver.6を導入している
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HULFT PPP サーバ・オプションを導入している
HULFT PPP サーバ・オプションには、英語版はありません。
機能制限
HULFT8 Managerから接続した場合、以下の機能制限があります。
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システム動作環境設定の更新はできません(参照のみ可)。
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接続形態が以下となっている接続先ホストの詳細ホスト情報更新画面の表示とコピーはできません(詳細ホスト情報一覧画面での表示と削除は可)。
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“P(PPP)”
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(2) HULFT Manager Ver.8.0.xから接続した場合の制限
対象となる接続先
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HULFT for UNIX/Linux Ver.8.1.0以降
機能制限
HULFT Manager Ver.8.0.xから接続した場合、以下の機能制限があります。
制限のある機能または画面 |
項目名 |
制限内容 |
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システム動作環境設定 |
転送コードセット |
HULFT for UNIX/Linux Ver.8.1.0以降で、“GB18030”が設定されている場合の制限
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ファイルトリガ情報 |
サブディレクトリ監視 |
HULFT for UNIX/Linux Ver.8.1.0以降で、“Y(監視する)”が設定されているファイルトリガ情報は、ファイルトリガ情報一覧にトリガIDが表示されません。 |
正規表現使用 |
HULFT for UNIX/Linux Ver.8.1.0以降で、“Y(使用する)”が設定されているファイルトリガ情報は、ファイルトリガ情報一覧にトリガIDが表示されません。 |
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ディレクトリ名 |
HULFT for UNIX/Linux Ver.8.1.0以降で、以下の2つが設定されているファイルトリガ情報は、ファイルトリガ情報更新画面に「ディレクトリ名」の項目が表示されません。
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(3) HULFT Manager Ver.8.4.0未満からHULFT for UNIX/Linux Ver.8.4.0以降に接続時の制限
対象となる接続先
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HULFT for UNIX/Linux Ver.8.4.0以降
機能制限
HULFT Manager Ver.8.4.0未満から接続した場合、以下の機能制限があります。
制限のある機能または画面 |
項目名 |
制限内容 |
---|---|---|
システム動作環境設定 |
トレース出力バージョン |
HULFT for UNIX/Linux Ver.8.4.0以降で、“84(トレースログ(V8.4ヘッダ)を出力)”が設定されている場合の制限
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トレース出力モード(*1) |
HULFT for UNIX/Linux Ver.8.4.0以降で、"000"、"001"および"111"以外が設定されている場合の制限
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要求受付ホストチェック |
HULFT for UNIX/Linux Ver.8.4.0以降で、以下4つの項目すべてが同じ設定値ではない場合の制限
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*1 |
: |
HULFT Manager Ver.8.4.0未満では「トレース出力モード」、HULFT Manager Ver.8.4.0以降では、「トレースログへの出力」と表示されます。 |