ソケットバッファサイズの改善

HULFT

8.0.0

システム動作環境設定の項目ソケットバッファサイズを改善し、項目を分割しました。これにより、送信と受信で個別にバッファサイズを設定できるようになりました。

また、従来のソケットバッファサイズの初期値は“12288”でしたが、ソケット送信バッファサイズおよびソケット受信バッファサイズの初期値は“0”になります。

HULFT8 for UNIX/LinuxおよびHULFT8 for NonStopの場合

表2.1 ソケットバッファサイズの改善(UNIX/Linux、NSK)

 

項目名

タグ名

初期値

HULFT8未満

ソケットバッファサイズ

socksize

12288

HULFT8以降

ソケット送信バッファサイズ

sndsocksize

0

ソケット受信バッファサイズ

rcvsocksize

0

HULFT8 for Windowsの場合

表2.2 ソケットバッファサイズの改善(Windows)

 

項目名

タグ名

初期値

HULFT8未満

ソケットバッファサイズ

socksize

12288

HULFT8以降

ソケット送信バッファサイズ

sndsocksize

0

ソケット受信バッファサイズ

rcvsocksize

0

HULFT8 for IBMiの場合

表2.3 ソケットバッファサイズの改善(IBMi)

 

項目名

タグ名

初期値

HULFT8未満

ソケットバッファサイズ

SOCKSIZE

12288

HULFT8以降

ソケット送信バッファサイズ

SNDSOCKSIZE

0

ソケット受信バッファサイズ

RCVSOCKSIZE

0

HULFT8 for zOSの場合

表2.4 ソケットバッファサイズの改善(zOS)

 

項目名

タグ名

初期値

HULFT8未満

HULFT8以降

ソケット送信バッファサイズ

SNDSOCKSIZE

0

ソケット受信バッファサイズ

RCVSOCKSIZE

0

HULFT for zOSは、HULFT8にて追加された項目です。