トレースログ(V7ヘッダ)の出力

HULFT-JPN

7.0.0

HULFT-ENG

7.1.1

トレースログ(V7ヘッダ)はHULFT Ver.6で追加されたトレースログの拡張機能です。従来のトレースログ(V6ヘッダ)の出力情報に加え、より詳細な情報を出力することで、エラーの原因を調査しやすくなります。

追加、変更となった機能を以下に示します。

  • メッセージ内容の追加および変更

  • システムログへの出力に対応

  • 共通ヘッダ部に詳細エラーコード(DTLCODE)とHULFT識別文字(HULCHARACTER)メンバを追加

  • 共通ヘッダ部の区分(クラス)の名称をメッセージレベルに変更

  • メッセージレベルの出力内容を次のように変更

    V6ヘッダ

    V7ヘッダ

    N(正常)

    I(インフォメーション)

    W(警告)

    W(ワーニング)

    E(異常)

    E(エラー)

    R(リトライ)

    W(ワーニング)

  • メッセージログ出力機能の廃止

また、システム動作環境設定のトレース出力バージョンを“6”に設定することにより、従来どおりメッセージログやトレースログ(V6ヘッダ)も出力できます。