トレースログ(V7ヘッダ)の出力
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トレースログ(V7ヘッダ)はHULFT Ver.6で追加されたトレースログの拡張機能です。従来のトレースログ(V6ヘッダ)の出力情報に加え、より詳細な情報を出力することで、エラーの原因を調査しやすくなります。
追加、変更となった機能を以下に示します。
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メッセージ内容の追加および変更
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システムログへの出力に対応
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共通ヘッダ部に詳細エラーコード(DTLCODE)とHULFT識別文字(HULCHARACTER)メンバを追加
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共通ヘッダ部の区分(クラス)の名称をメッセージレベルに変更
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メッセージレベルの出力内容を次のように変更
V6ヘッダ
V7ヘッダ
N(正常)
I(インフォメーション)
W(警告)
W(ワーニング)
E(異常)
E(エラー)
R(リトライ)
W(ワーニング)
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メッセージログ出力機能の廃止
また、システム動作環境設定のトレース出力バージョンを“6”に設定することにより、従来どおりメッセージログやトレースログ(V6ヘッダ)も出力できます。