複数ファイル結合機能の改善
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結合ファイルに結合できるファイル数の改善
結合ファイルに結合できるファイル数の上限が65535までとなりました。
1つの結合ファイルに10000ファイル以上結合した場合は、以下の制限事項があります。
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HULFT for Mainframe Ver.8.4.0未満および、HULFT for Mainframe以外の製品では追加書きできません。
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HULFT for Mainframe Ver.8.4.0未満および、HULFT for Mainframe以外の製品では9999番目までのファイルしか分解できません。
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HULFT for Mainframe Ver.8.4.0未満および、HULFT for Mainframe以外の製品では9999番目までのファイルしか内容表示できません。
複数ファイル結合プログラム(XRJOIN)の改善
複数ファイル結合プログラム(XRJOIN)実行時に、結合ファイルに保持できるファイルの属性が増えました。
ファイルの属性 |
HULFT Ver.8.4.0未満 |
HULFT Ver.8.4.0以降 |
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レコード形式 |
○ |
○ |
レコード長 |
○ |
○ |
ブロック長 |
○ |
○ |
スペースの単位 |
× |
○ |
一次要求量 |
× |
○ |
増分量 |
× |
○ |
ディレクトリブロック数 |
× |
○ |
印刷文字 |
× |
○ |
HULFT Ver.8.4.0以降で追加されたファイルの属性を保持した結合ファイルは、以下の制限事項があります。
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HULFT for Mainframe Ver.8.4.0未満および、HULFT for Mainframe以外の製品では追加書きできません。
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HULFT for Mainframe Ver.8.4.0未満および、HULFT for Mainframe以外の製品ではファイルの分解はできません。
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HULFT for Mainframe Ver.8.4.0未満および、HULFT for Mainframe以外の製品ではファイルの内容表示はできません。
結合ファイル分解プログラム(XRBREAK)の改善
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従来、結合ファイル分解プログラム(XRBREAK)実行中にエラーが発生した場合、出力ファイルは削除されていました。
HULFT for Mainframe Ver.8.4.0 以降では、結合ファイル分解プログラム(XRBREAK)実行中にエラーが発生した場合、エラー発生時点までの出力ファイルを保持することができます。 -
結合ファイル分解プログラム(XRBREAK)実行時に、結合ファイルに保持したレコード形式、レコード長、および、ブロック長以外の入力ファイルの属性も出力ファイルに使用することができます。
詳細は、「オペレーション マニュアル」を参照してください。