シフトコードが不正なデータへの対応

HULFT-JPN

7.3.0

HULFT-ENG

7.3.0

配信ファイルの転送コードセットがEBCDIC系の場合、シフトコードが対になっていない、またはシフトコードの片方が連続しているなどの不正なシフトコードが存在するとコード変換でエラーとなっていました。HULFT Ver.7.3以降、不正なシフトコードをカット、またはスペースに変換し、処理が継続できるようになりました。以下に不正なシフトコードをカット、またはスペース変換する例を示します。

例1
  • EBCDICコード種(IBM漢字)からASCIIコード種(EUC-JP)への変換

  • フォーマット転送、またはマルチフォーマット転送

  • シフトコードをカットする設定

例2
  • EBCDICコード種(IBM漢字)からASCIIコード種(EUC-JP)への変換

  • フォーマット転送、またはマルチフォーマット転送

  • シフトコードをスペースに変換する設定

例3
  • EBCDICコード種(IBM漢字)からEBCDICコード種(JEF)への変換

  • フォーマット転送、またはマルチフォーマット転送

= 備考 =

詳細ホスト情報の転送コードセットは、HULFTのバージョンによって名称が異なります。

  • HULFT Ver.8.1.0以降の場合

    • 転送コードセット

  • HULFT Ver.8.1.0未満の場合

    • 漢字コード種