転送設定の自動最適化

HULFT

8.0.0

ネットワーク設定から転送データを送出するときのパケットサイズの最適値を、自動的に算出できるようになりました。

HULFT8未満の場合、配信管理情報ファイルの設定項目転送ブロック長および転送ブロック数で転送データのパケットサイズを手動でチューニングする必要がありました。

HULFT8では、以下の項目に“0”を設定することにより、自動的に最適なパケットサイズを算出します。

配信管理情報ファイル

  • 転送ブロック長

  • 転送ブロック数

また、今までどおり、手動でチューニングすることもできます。

注意
  • 転送設定の自動最適化は、以下を導入している場合に利用できる機能です。

    • HULFT8 for UNIX/Linux

    • HULFT8 for NonStop

    • HULFT8 for Windows

    • HULFT8 for IBMi

  • 転送設定の自動最適化では運用環境に沿った最適な設定値を求めることができますが、転送速度の向上を保証するものではありません。

  • HULFT8 for Mainframeでは、転送ブロック長および転送ブロック数を“0”に設定した場合、パケットサイズを64240に固定して転送を行います。