簡易転送機能
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簡易転送機能を追加しました。以下の内容を指定して配信要求を実行することで、管理情報を登録することなく、転送が可能です。
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配信したいファイル名
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転送先の相手ホスト名
簡易転送は、高強度暗号強制モードが有効な場合、使用できません。
(1) 集信側ホストの簡易転送受付について
配信側ホストが詳細ホスト情報に登録済みの場合
詳細ホスト情報の簡易転送受付許可に、“簡易転送を受け付ける”を設定してください。これにより、ホストごとに簡易転送を受け付けるか否かを設定し、意図しない配信側ホストからの簡易転送を拒否することができます。
配信側ホストが詳細ホスト情報に登録されていない場合
システム動作環境設定の未登録ホストからの簡易転送受付許可の設定値に従います。
未登録ホストからの簡易転送受付許可に“簡易転送の受け付けを許可する”を設定すると、詳細ホスト情報に未登録のホストからの簡易転送が可能となります。このため、未登録ホストからの簡易転送受付許可はセキュリティ面を考慮し、運用にあわせて設定してください。
(2) 集信側ホストの集信ファイル保存先について
簡易転送を行う場合、あらかじめ集信側ホストの集信可能な保存先を指定する必要があります。これにより、配信側ホストで、誤って集信ファイルの保存先と集信ファイル名を指定して簡易転送を行った場合でも、ファイルの上書きなどを避けることができます。
HULFT8 for Mainframeの場合
以下のシステム動作環境設定で、簡易転送の集信可能な保存先を定義したファイルを指定します。
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簡易転送集信ファイル名許可リストファイル
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簡易転送集信ボリューム許可リストファイル
HULFT8 for UNIX/ Linuxの場合
以下のシステム動作環境設定で、簡易転送の集信可能な保存先を指定します。
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簡易転送集信許可ルートディレクトリ
HULFT8 for Windowsの場合
以下のシステム動作環境設定で、簡易転送の集信可能な保存先を指定します。
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簡易転送集信許可ルートディレクトリ
HULFT8 for IBMiの場合
簡易転送の集信可能な保存先を以下のファイルで指定します。
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簡易転送集信ライブラリ許可リストファイル
詳細は、「アドミニストレーション マニュアル」を参照してください。