中国語コード変換

HULFT

8.1.0

HULFTでコード変換が行えるコードセットとして、中国語簡体字に対応しました。

中国語簡体字に対応したコードセット間で、中国語コード変換を行うことができます。

図1.7 中国語コード変換

 

(1) 中国語簡体字を使用したデータのコード変換の対応

中国語簡体字を使用したデータのコード変換が行えるようになりました。

中国語簡体字を使用したデータのコード変換を行う場合、自ホストおよび相手ホストのシステム動作環境設定の転送コードセットに中国語簡体字に対応したコードセットを設定する必要があります。

中国語簡体字のコード変換が行えるのは、以下の製品です。

  • HULFT8 for UNIX/Linux Ver.8.1以降

  • HULFT8 for NonStop Ver.8.1以降

  • HULFT8 for Windows Ver.8.1以降

  • HULFT8 for IBMi Ver.8.1以降

 

(2) GB18030の追加

システム動作環境設定の転送コードセットに、中国の国家規格「GB18030-2005」に対応したASCII系コードセットのGB18030を追加しました。

注意

システム動作環境設定の転送コードセットとしてGB18030を選択できるのは、以下の製品です。

  • HULFT8 for UNIX/Linux Ver.8.1以降

  • HULFT8 for NonStop Ver.8.1以降(*1)

  • HULFT8 for Windows Ver.8.1以降

*1

:

転送コードセットにGB18030を選択することが可能ですが、NonStopはGB18030をサポートしていないためHULFT8 for NonStopでは動作保証をしていません。

 

(3) IBM簡体字の追加

システム動作環境設定の転送コードセットに、中国の国家規格「GB18030-2000」に対応したEBCDIC系コードセットの“IBM簡体字”を追加しました。

注意

システム動作環境設定の転送コードセットとして“IBM簡体字”を選択できるのは、以下の製品です。

  • HULFT8 for IBMi Ver.8.1以降

 

(4) 中国語簡体字拡張の追加

変換できるEBCDICセットに中国語簡体字拡張を追加しました。以下のシステム管理情報およびユーティリティで、EBCDICセットに“中国語簡体字拡張”を指定できます。

  • 配信管理情報

  • 集信管理情報

  • 結合ファイル分解

システム管理情報およびユーティリティの詳細は、各機種の「オペレーション マニュアル」を参照してください。