HULFTシステムの構成

HULFTシステムの構成について説明します。

HULFTシステムのファイル転送では、各ホストを以下のように呼びます。

配信側ホスト

: ファイルを送る側のホスト

集信側ホスト

: ファイルを受け取る側のホスト

自ホスト

: 自分のマシン

相手ホスト

: 相手のマシン

たとえば、自ホストが配信側ホストである場合は、集信側ホストを相手ホストといいます。

 

図1.2 HULFT システムの構成

配信システム

システム管理情報の設定に従って、配信側ホストのファイルを集信側ホストに転送するシステムです。このとき、配信側ホストから転送されるファイルを「配信ファイル」といいます。

詳細は「ファイル転送のしくみ」を参照してください。

集信システム

配信側ホストから送られたデータをシステム管理情報の設定に従って、集信側ホストで受け取り、ファイルを作成するシステムです。このとき、集信側ホストで作成されるファイルを「集信ファイル」といいます。

詳細は「ファイル転送のしくみ」を参照してください。

要求受付システム

相手ホストからの要求を処理するシステムです。

詳細は「要求受付機能」を参照してください。

システム管理情報

HULFTシステムが動作するときに必要となる情報が設定されています。これらの情報は、HULFT管理画面またはコマンドで設定します。

詳細は「HULFTシステムで管理する情報」を参照してください。