同期転送と非同期転送
配信要求が発行されると、ファイル転送が組み込まれているジョブのうち、ユーザプログラムなどの処理は配信の完了を待たずに次の処理を実行します。このとき実行される転送を「非同期転送」といいます。
一方、配信要求の発行後、配信処理の完了を待ってから次の処理が実行される転送を「同期転送」といいます。
非同期転送の場合、配信システムに要求を発行した後、ファイル転送の完了を確認せずに配信完了となります。
同期転送に設定すると、ファイル転送の次に設定されている処理は、集信側ホストからの配信完了通知を確認してから処理を実行します。
配信完了の結果を確認してから、次の処理を実行したい場合は、「同期転送」を設定してください。同期転送はコマンドで設定します。

図2.5 同期転送

図2.6 非同期転送